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数値に弱いサラリーマンの少額株式投資

米国株式、投資信託、日々の生活などについて発信します。



【つみたてNISA投資】最良の商品を決めて、積立を継続し、結果をじっと待つ作戦。幸せな人生をつくるために。

 

 

1 つみたてNISAについて

 

1 つみたてNISAは、最大20年間の非課税期間がある

 

つみたてNISAと、(一般)NISAの比較を、まとめてみます。

  

  つみたてNISA  (一般)NISA  備考 
非課税対象 金融庁指定の投資信託から得られる分配金や譲渡益 国内や海外の株式や投資信託ETFなどから得られる分配金や譲渡益  
口座開設可能数 1人1口座 1人1口座 ※1
非課税投資額 40万円/年 120万円/年   
非課税期間  最大20年間  最大5年間   
 口座開設期間 2037年ま 2023年まで   
非課税投資枠  最大800万円  最大600万円   
損益通算  できない できない   
       

 

※1 NISA口座内で、つみたてNISAか一般NISAのどちらか一方を選択。年ごとに変更可能。年ごとにその年に投資する金融機関の変更は可能。

 

 

2 対象商品

1.つみたてNISA

つみたてNISAは、金融庁指定の投資信託ETFのみ。

対象は162商品。(2018年10月31日)

 

  1. インデックス(パッシブ)型:142本 
  2. アクティブ型:17本
  3. ETF:3本

 

つみたてNISA 対象商品は、つみたてNISA 扱い枠で、つみたて購入をすると、買い付け手数料が無料です。

 

2.(一般)NISA

(一般)NISA は、上場株式、ETF投資信託、海外株式、海外ETFも可。

 

 

3  つみたてNISAの非課税投資枠の範囲

 

つみたてNISAの非課税期間と非課税額の図解

つみたてNISAの非課税期間と非課税額のわかりやすい図解

 

 

www.usa-stocks.com

 

さて、非課税期間が20年あるのですが、売却すると売却額は取り戻せないため、投資額が減少します。

それで、投信を乗り換えることは、非課税枠が小さくなるという点で不利です。

乗り換える必要がない投資信託を選ぶことが重要になります。

 

4 eMAXIS Slim

 

eMAXIS Slimという、投資信託のブランドがあります。

売り文句は、

 

「業界最低水準の運用コストを、将来にわたってめざし続けるファンドがあることを。そのブランド名は、eMAXIS Slim」

 

 

というものです。

実際、他の投資信託の信託報酬を下げると、同様に信託報酬を下げます。頼もしい限りです。

 

管理人は、その実行力に期待して、1年以上かかって、ようやくつみたてNISA銘柄を固定しました。

 

  1. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  2. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  3. 楽天・全米株式インデックス・ファンド

 

の3種類にようやく落ち着きました。

 

5 あとは20年間待つだけ

 

インデックス(パッシブ)型のつみたて投資を始めると、値動きが気にならなくなります。良くても悪くても、株価指数に連動するだけなので、自分の力ではどうにもなりません。諦めと達観と心の平安がうまれ、心の焦りと細かく管理しようとする執着心が無くなります。

 

重要(結果の全てを決める)なのは、

 

  1. 投資の最初に、商品をじっくり選ぶこと(投資地域、商品分類)(間違っていることに気づけばすぐ変更、撤退)
  2. 定期的な引き落としが確実にできるように、(銀行、または、証券)口座残高を確認すること
  3. 株価下落時に(こそ)投資を続けること
  4. 投資の最終段階でプラス圏にあること

 

です。

つみたてNISAで土台を作れば、あとは、個別銘柄投資に集中できます。

 

2 所感

 

つみたてNISAに、eMAXIS Slim シリーズがラインナップされたおかげで、積立投資がますます、便利になりました。

面白くないといえばそうなのですが、手間がかからなくなり、より重要なことに力を振り向けられるということは大切なことです。

 

時間(ときの流れ)は、万人に平等に与えられ、その与えられた時間という財産をどう使うかは、個々人の人生の課題と言っていいでしょう。

管理人も少しずつやることが増えていっているので、どう時間を割り振るかについては、常に頭を悩ませています。1つの項目でも自動化出来れば、時間割り振りが楽になります。

 

少しずつ自動化項目を増やすことで、決定、決断への能力(脳力)を有効に使えます。管理人の経験からは、精神力の消費(消耗)は、自分が感じているよりも大きなもので、パフォーマンスが知らず知らず下がっていくことがあります。

 

知的、精神的、肉体的、感情的に、よりよい人生を送るためにも、仕組みづくりは試行錯誤で続けていっています。

 

 

 

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。楠木山人。