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数値に弱いサラリーマンの少額株式投資

米国株式、投資信託、日々の生活などについて発信します。



つみたてNISAのリターンの計算。低コスト、かつ、成長率(米国株式は7%弱)が資産形成に有効

複利と、利率、コスト削減の効果に改めて驚いた

 

複利と信託報酬の影響を実際に手計算してみました。 

 

1 実際に複利計算結果を表にしてみた

 

20年間の非課税期間いっぱいまで、つみたてNISAを運用したとして計算してみました。

 

年間 40万円

月間 3万3333円

 

2 計算条件

 

1 値上がり予測の例

 

  1. 債券中心:3%弱?
  2. 株式中心:5%程度?
  3. 株式のみ:米国S&P500の場合、6.7%? 

 

2 信託報酬の例

 

  1. 株式投信の報酬最安値水準:0.2%
  2. 低めの信託報酬の例:0.5%
  3. 通常の信託報酬の例:0.8%

 

 

一覧表の単位 1000円(1000円未満切り捨て)  

   

値上り

3%

   

値上り

5%

   

値上り

7%

   
 

コスト(%)

(信託

報酬

など)

0.8 0.5 0.2 0.8 0.5  0.2  0.8 0.5 0.2 
年数

合計

投資額

                 
1 399 404 405 406 409 409 410 413 414 414
5 1,999 2,114 2,130 2,147 2,224 2,241 2,258 2,340  2,357 2,375
10 3,999 4,472 4,542 4,612 4,957 5,035 5,114  5,501 5,588 5,677
15  5,999 7,101 7,269  7,442 8,314 8,516 8,724 9,772 10,014 10,264
18 7,199 8,822 9,075 9,338 10,686 11,004 11,333 13,023 13,422 13,834

20

7,999

10,032

10,356

10,691

12,438

12,855

13,287

15,541

16,079

16,637

20年

リターン% 

  25.4  29.5  33.6  55.5  60.7  66.1  94.3  201  208 

 

 

3 20年後(つみたてNISAの非課税期間終了後)

 

例1

 

積極型(年率7%の値上がり率の場合)

 

年利7%、コスト0.2% の場合、208% のリターン

年利7%、コスト0.8% の場合、94%のリターン

2倍以上の差がつく

 

例2

 

安全重視(3%の利率の場合)

 

年利3%、コスト0.8% の場合、25.4%のリターン

年利3%、コスト0.2% の場合、33.6%のリターン

差は、わずか8%しかない。

 

例3

 

コストを下げても、値上がり差の効果は大きい

 

年利5%、コスト0.2% の場合、66.1%のリターン

年利7%、コスト0.8% の場合、94.3%のリターン

 

この例では、コスト0.6%の差があっても、年利2%高いほうが、リターンが大きい。

 

2 所感

  

管理人は、つみたてNISAは、年間40万円の枠いっぱいを20年間、低コストの株式投信でつみたてます。

20年間の長期間の投資では、年間の値上がり率の効果が大きくなるので、株式投信オンリーで投資を続けます。

(実際は、景気がよくなったり、悪くなったりするので、計算通りには行きませんが、管理人自身にとってよい計算実例になりました。)

管理人が死んだ場合でも、資産は誰かに引き継がれるので、株式投信または、株式で運用します。

ただし、使途とその必要時期が、あらかじめ予測できる金額は、定期預金で準備しています。

 

 

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。楠木山人。