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環境負荷軽減プラスチックの採用拡大傾向。レゴやアディダス。プラスチック袋類が使用禁止へ

1 欧州の消費財メーカーが環境プラスチック採用拡大へ

 

1 環境プラスチックの採用拡大

 

2018年8月29日(水)の日本経済新聞によると、

 

1 環境プラ 採用拡大

レゴやアディダス

植物由来や再生品

 

欧州の消費財メーカーが植物由来や再生プラスチックの採用に動いている。

デンマークの玩具大手レゴは8月、同社で初の植物由来プラスチックを使う製品を投入した。

アディダスは、2024年までにスニーカーなどに使うポリエステルをすべて再生品に切り替える。温暖化や海洋汚染を背景にした環境意識の高まりに対応する。

 

レゴは草や木の形をしたブロック「プランツ・フロム・プランツ」を出した。サトウキビを原料にしたポリエチレンで作った。一定額以上以上を購入した顧客向けの期間限定品として始めたが、2018年中に全工場でポリエチレンを植物由来に切り替えて、通常の商品も出す。従来品と組み合わせて合わせて遊べ耐久性も問題ないという

 

ただ、ポリエチレンを使うのは特殊な形状のブロックで、全体の約1から2%にとどまる。直方体などのブロックは傷の付きにくさなどの品質を満たす代替素材がないため、当面、石油由来のABS樹脂を使う。研究開発を続け、30年までに全製品を植物由来や再生原料に切り替える予定。

 

アディダスは、スニーカーのヒモや側面の繊維部分にリサイクルしたポリエステルを使った商品を2016年に発売し、2017年には100万足が売れた。2024年の全面切り替えに向け、2019年にはまず全体の3%にあたる1100万足で再生品を使う計画だ。衣類では既に約4割で再生品を使っている。

 

 日本経済新聞の引用終わり

 

 

2 プラスチック規制の世界の進展の例の調査

 

プラスチック規制の状況を検索してみました。 

   

2 環境プラスチックが、禁止になった世界6ヶ所の例

(国際環境NGOグリーンピース、2017年12月27日)

 

海中のプラスチックバッグを食べようとしているウミガメの写真

 

米国、インド、モロッコなどの国のいくつかの自治体では、完全にプラスチックを使用禁止に、またはポリエチレンのような特殊な形でのプラスチックの使用を禁止することで、プラスチック汚染問題に制御をかけています。

 

1.インド カルナータカ州

 

2016年3月、インドのカルナータカ州政府は、プラスチックの使用を完全に禁止にしました。問屋も、小売店も、貿易業者も、プラスチック袋、プラスチック皿、カップ、スプーン、ラップといったプラスチック製品を使用したり、売ったりすることができなくなっています。

禁止措置が実施されてから4カ月で、州都のバンガロールでは3万9000キロもの違法なプラスチックが押収されました。そして、その措置を徹底しながらも、マイクロビーズの使用も禁止にしています。

 

2 アメリカ サンフランシスコ、ロサンゼルス、ポートランド、ホノルルなど

 

2007年、サンフランシスコはプラスチックのレジ袋の使用を禁止した、最初の都市になりました。そして2014年には、プラスチックボトルを市の施設内で使うことを禁止しました。

2016年7月には、サンフランシスコはロサンゼルスとポートランドに加わり、スチロールを強制的に禁止しました。スチロールはポリスチレン(いわゆる、発泡スチロールなど、様々)などとして知られ、広く出回っています。リサイクルがとても大変なポリスチレンは、問題のプラスチックです。米国では、卵、肉、果実のパックとして広く使われているので、この素材が禁止されることによるインパクトは、大きいです。

 

2015年7月には、ハワイのホノルルで、使い捨てのプラスチック袋の使用禁止が発表されました。(薬などに使われるものなど、少しの例外もあり)。地方自治体でかけつされたこの決定は、地元の草の根運動の勝利でした。 

  

水上に漂うプラスチックボトル。海上汚染の象徴的な写真

 

 

 3 タスマニア、コールズベイ

 

2003年、タスマニアのコールズベイは、オーストラリアの町で初めて、使い捨てのプラスチック袋の使用を禁止しました。禁止した初めの年に、その地域で35万枚のプラスチック袋の使用が減少したそうです。 

 

4 エチオピア

 

2011年、エチオピアはプラスチック製の使い捨て買い物袋の輸入と製造を禁止しました。これは、エチオピアのグリーン成長戦略の一環で、風量や地熱発電プロジェクトを推進する決定とも連携しています。

 

5 フランス

 

フランスでは、大手スーパーで配られていた使い捨てのプラスチック袋(容量10L以下、厚さは50ミクロン以下のもの)の使用を勤仕しました。

これは、プラスチックは環境に大きな影響を及ぼすため、対処が必要とした、EUのプラスチック取り締まりの一環です。

 

6 モロッコ

 

ロッコは米国に次いで、世界で2番目にプラスチックバッグの消費が多い(多かった)国でした。モロッコが導入した禁止法はとても包括的で、プラスチック製品を輸入したり、売ったりすることを禁止し、プラスチック袋の配布も禁止しました。

 

 

そもそも、なぜ、プラスチックの使用禁止が重要なのでしょう。

 

海のプラスチック汚染は深刻な問題です。海の生き物たちが、プラスチックを誤って食べてしまっているのが世界中で確認されています。

 

マイバック、マイボトルなど、毎日できるちょっとした変化で、プラスチック汚染を止めましょう!!

 

 

 2 所感

 

自然界で分解されにくいプラスチックがあり、陸上、淡水中、海上、海中を問わず、環境に対する悪影響があり、 深刻化していることを見聞きしていました。

実際、日々、活動する陸上、海上(海岸線)などでの、プラスチック類の散乱は気になっていました。

わずかながらでもと、マイバック運動に参加しており、基本的に、食料品を買うときは、包装・運搬用のプラスチック袋を受けとらないようにしています。ペットボトル、缶、ビン飲料、スナック菓子も、購入しないようにしています。

 

微々たる効果かと思いますが、自らが実践することが大事であると思っているため、運動参加を継続し、更なる環境負荷減少に貢献したいと思っています。  

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。楠木山人。