日本国内株式型のリターン上位１０投信を紹介。おすすめ

 日本株ファンドの年初来上昇率ランキング上位１０投信

（日本経済新聞　２０１８年８月１６日記事を引用しました）

各ファンドの上昇率、基準価額、純資産、とコスト

順位	名称	上昇率(%)7か月	1年(％)	3年(%) 年率	設定来(%)	基準価額2018/8/17	純資産(億円)	分配金(円)	手数料	信託報酬	レーティング
1	東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン	22.0	50.0	28.39	221.79	24483	113.4	2850	2.16	1.56	★★★★
2	マネックス・日本成長株ファンド	15.5	43.0	25.92	216.55	26397	56.4	2000	なし	1.59	★★★★
3	MHAM新興成長株オープン	12.9	41.0	26.64	206.79	21315	690.3	4050	3.24	1.84	★★★★
4	DIAM新興市場日本株ファンド	10.6	29.9	28.47	1198.44	65630	142.8	15200	3.24	1.64	★★★★★
5	野村ジャパンドリーム（野村SMA・EW向けイ	9.2	33.6	22.64	120.66	21324	172.8	15	なし	0.93	★★★★★
6	MHAM日本成長株オープン	8.8	39.5	22.89	105.39	13317	322.1	3000	2.7	1.67	★★★
7	女性活躍応援ファンド	7.8	42.4	22.88	113.91	16765	472.6	2600	2.16	1.57	★★★★
8	中小型成長株ファンドーネクストジャパンー（年２回決算型）	7.5	31.2	ー	98.31	17179	49.5	1370	3.24	1.61	ー
9	スーパー小型株ポートフォリオ	7.3	34.4	13.60	463.91	25189	12.9	990	2.7	1.30	★★★★★
10	新成長株ファンド	6.5	30.3	26.59	258.95	32818	889.2	770	3.24	1.84	★★★★★

１　東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン

（東京海上）

特色

　経営者が実質的に主要な株主である企業の株式｡

　経営者のリーダーシップに関する定性分析を重視しつつ､企業の成長性･収益性に比較して割安であると判断される銘柄を選別。ファミリーファンド方式で運用｡1､7月決算｡

レーティング：★★★★

設定日：2013/4/25

２　マネックス・日本成長株ファンド（愛称：ザ・ファンド＠マネックス証券）

（アセットマネジメントOne）

特色

　インターネットの各種インフラを構築する企業や、インターネットをビジネスのインフラとして活用する企業等､インターネット関連企業の株式を中心に投資を行う｡

　純資産総額の30%の範囲内で外貨建資産への投資を行うことがある｡

　機動的に､為替ヘッジを行う｡7月決算｡

レーティング：★★★★

設定日：2000/7/26

３　MHAM新興成長株オープン（愛称 ：J−フロンティア）

（アセットマネジメントOne）

特色

　高成長が期待できる「新興企業」（取得時において創業25年以下または上場後10年以下の企業を目安）の株式を中心に投資｡

　新規公開時における上場予定企業の株式の買付を積極的に行う。

銘柄選定基準は､企業訪問や産業調査など徹底したファンダメンタルズ分析に基づくボトムアップ･アプローチ>

ベンチマークはTOPIX｡2月決算｡

レーティング：★★★★

設定日：2000/2/25

４　DIAM新興市場日本株ファンド

（アセットマネジメントOne）

特色

　新興市場に上場された株式を、個別銘柄調査を通じて企業の成長力､競争力､収益力､経営力､株価等の観点から銘柄を選別し､業種比率､時価総額などにとらわれず､構築を行う。4月決算

レーティング：★★★★★

設定日：2007/11/29

償還日：2027/11/29

５　野村ジャパンドリーム（野村SMA・EW向け）

（野村アセットマネジメント）

特色

　投資一任口座専用ファンド｡

　主要投資対象は日本の株式｡株式への投資にあたっては､東証一部上場小型株､東証二部上場株式､JASDAQ上場株式等の中から企業の収益力､成長力等からみて中期的に成長が期待できる銘柄を中心に投資｡

　非株式割合は､原則として信託財産総額の50%以下｡

　ファミリーファンド方式で運用｡12月決算｡

レーティング：★★★★★

設定日：2015/3/12

６　MHAM日本成長株オープン

（アセットマネジメントOne）

特色

　｢競争力の優位性｣と｢利益の成長性｣を重視した個別銘柄選定を通じて､TOPIX(東証株価指数)を上回る超過収益の獲得を目指す｡

　個別銘柄の選択効果を最大限に狙う見地から､銘柄の規模や業種別の投資比率には制限を設けない｡

ファミリーファンド方式で運用｡3､9月決算

レーティング：★★★

設定日：1999/10/22

７　女性活躍応援ファンド　（愛称：椿）

（大和投資信託）

特色

　日本の上場株式の中から､女性の活躍により成長することが期待される企業に投資する｡

　投資候補銘柄は､女性の活躍を推進する企業､女性の社会進出を助ける企業､女性向けまたは女性に人気の商品やサービスを提供する企業､女性の所得が増加することにより恩恵を受ける企業｡

　徹底したリサーチにより投資魅力の高い銘柄を選定する｡

　ファミリーファンド方式で運用｡3､9月決算>

レーティング：★★★★

設定日：2015/3/31

償還日：2025/3/19

８　中小型成長株ファンドーネクストジャパンー（年２回決算型）（愛称：jnextⅡ）

（SBIアセットマネジメント）

特色

　主要投資対象は､わが国の金融商品取引市場に上場する中小型株式｡

　革新的な高成長が期待される企業へ厳選投資する｡

　徹底したボトムアップ調査を行い､中長期高成長戦略の有無･妥当性､短期的業績の信頼性､企業経営者の理念･志､財務面の裏付け､成長性･収益性･安全性･革新性･株価水準、等を総合的に評価判断する｡

　ファミリーファンド方式で運用｡1、7月決算

レーティング：ー

設定日：2015/12/11

９　スーパー小型株ポートフォリオ

（三井住友アセット）

特色

　一部上場小型株､二部上場株式およびJASDAQ市場上場株式を中心に技術力､経営力､成長性､市場性等を勘案して選定した銘柄に投資｡

　株式への投資割合には制限を設けない｡

　同一銘柄の株式への投資は､取得時において純資産総額の10%以下とする｡

　3､9月決算

レーティング：★★★★★ 

設定日：1994/6/3

償還日：2024/3/14

１０　新成長株ファンド　（愛称：グローイング・カバーズ）

（明治安田アセット）

特色

　主要投資対象は日本の金融商品取引所上場株式｡

　｢高い成長余力を有しているものの､本来の実力を発揮できなかった企業｣の中から､経営者の理念･ビジネス展望､ビジネスモデル等を勘案し､経営上の課題･困難克服のための取り組み状況と実現性を調査､分析して投資銘柄を厳選｡

　ファミリーファンド方式で運用｡4月決算>

 レーティング：★★★★★

設定日：2004/4/26

償還日：2024/4/25

３　所感

主に、小型株を投資対象としたファンドが上位に並んでいます。

リターンは、驚異的で、本当に驚かされます。純資産が最も大きいものでは、８８９億円あり、リターンを上げ続けてきた運用の歴史に重みを感じさせます。（１０ファンドのうち、８ファンドが５０億円を超えており、安定感があるものばかりです）。

管理人は、インデックス型を選好しますが、今後の成績が予想（確定）できないとはいえ、アクティブファンドにも投資してもいいのではないか、とも思える結果です。

アクティブ型を選ぶ人には、良い参考データになると思います。 

最後までおよみいただきありがとうございました。楠木山人。