page contents

数値に弱いサラリーマンの少額株式投資

米国株式、投資信託、日々の生活などについて発信します。



【つみたてNISA】三井住友銀行と日興証券は、3種類のインデックスファンドに絞りこみ

三井住友銀行のつみたてNISAのラインナップを調べてみました。

(また、日興證券ではつみたてNISAを扱わず、三井住友銀行を勧めるようです。)

 

 三井住友銀行のつみたてNISA用の投資信託

日興証券もおなじ)

 

 

 

2018年1月から始まるつみたてNISAの投資信託は、大きく分けると、インデックスファンドとアクティブファンドとETFに分けられますが、三井住友銀行の商品は、インデックスファンド3種類です。

 

三井住友銀行 つみたてNISA対象商品 のまとめ

(純資産、基準価額、設定日、リターンなどを加えたファイル)

 

-----三井住友銀行のHPから引用-----

三井住友銀行では、これまで資産運用を行ったことが無いお客さまでもご投資いただきやすい商品として、商品性や値動きが分かりやすいこと、分散投資をすることでリスクを抑えること等が重要と考え、以下の3ファンドを選んでご提供いたします。

 

・三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

・三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド

ブラックロック・つみたて・グローバルバランスファンド

 

「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」

「三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド」

は特定の株価指数に連動する運用成果を目指すとともに、マーケット全体に広く投資することで、株価指数の背景にある日本経済や海外経済の成長に見合うリターンを実現することが期待できます。

 

ブラックロック・つみたて・グローバルバランスファンド」は、株式だけではなく債券等の他資産にも分散投資しつつ、投資エリアもグローバルに分散することで、景気に左右されにくく、より安定的なリターンが期待できます。

 

 

-----引用終わり-------

 

上記の引用文からも、三井住友銀行のつみたてNISAへの対応は、商品を絞り込んで、迷わず、つみたてNISAを始められるようにしているようです。

 

つみたてNISA 対象商品  

 

三井住友銀行のつみたてNISAの対象商品ラインナップ。信託報酬、1年リターン、3年リターン、ベンチマークの一覧表まとめ

 

 

・三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

 TOPIX連動型 

 信託報酬:0.1728%

 リターン

  1年 22.98%

  3年 37.02%

 

・三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド

 MSCIオールカントリーワールドインデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)

  信託報酬:0.27%

 リターン

  1年 21.01%

  3年 25.29%

 

ブラックロック・つみたて・グローバルバランスファンド

 信託報酬:0.6302%

 新規設定のため、1年リターンはなし。 

 複合インデックスファンド。ファンドオブファンズ。 

 

ファンドの特色

1 国内外の債券および株式ならびに海外の不動産投資信託証券(リート)を主な投資対象にします。

 

2 各投資資産を代表する指数で構成される複合インデックスに連動する投資成果を目指します。

 

 1 国内債券:NOMURA-BPI総合

 2 国内株式:TOPIX東証株価指数

 3 先進国債券:シティ世界国債インデックス(除く日本、円換算ベース)

 4 先進国株式:MSCI コクサイ指数(円換算ベース)

 5 新興国株式:MSCI エマージング・マーケッツ・インデックス(円換算ベース)

 6 先進国リート:S&P先進国REIT指数(除く日本、税引後配当込み、円換算ベース)

 

基本投資割合

1 国内債券;26%

2 国内株式:24%

3 先進国債券:6%

4 先進国株式:24%

5 新興国株式:9%

6 先進国リート:11%

 

・基本投資割合は、各投資対象資産についてブラックロックが推計する長期的に期待される収益率およびリスク等をもとに最適化を行ない、想定変動リスクの水準があらかじめ定めた目標値程度となるように決定されます。基本投資割合は、原則として毎年見直されます。

 

運用プロセス

 

ブラックロックのバランスファンドの運用プロセス 市場のデータやモデルを用いた分析(定量分析)の観点から、定期的に基本投資割合を見直します。

 

 

ブラックロックについて

 運用資産残高:第1位 559兆円

 上場投資信託ETF)シェア&銘柄数 第1位 37%

 インデックス運用の先駆け(1971年)

 

ブラックロック社の説明。運用資産残高:第1位 559兆円、上場投資信託(ETF)シェア&銘柄数 第1位 37%

 

所感

個人的には、三井住友銀行は、商品を絞り込みすぎのではないかと感じますが、株式型の純資産は増加傾向なので、三井住友銀行の顧客は絞り込んだ商品に満足しているのではないかと思います。

一方、バランス型は、安定運用に努めていると感じますが、純資産が小さいため、運用が難しいのではないかと思います。また、それほど、顧客に勧めていないのではないかと感じます。個人的には、日本債券が24%の割合は多すぎるように感じます。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。楠木山人。