page contents

数値に弱いサラリーマンの少額株式投資

米国株式、投資信託、日々の生活などについて発信します。



世の中の動き(経済、地政学)が早いときは、どういうスタイルで対応するか? を決めておくと迷いにくい

2018年5月26日(土曜日)日本経済新聞より、

 

NY原油3週間ぶり安値

 

67ドル台 需給緩和観測広がる

 

5月25日のニューヨーク・マーカンタイル取引所原油先物相場は続落した。WTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)で期近の7月物は、前日比2.83ドル安い1バレル67.88ドルとなり、約3週間ぶりの安値をつけた。

主要産油国が減産幅を縮小し、需給が緩むとの見方が広がった。

米国株市場でもエネルギー株が下げを主導し、ダウ工業株30種平均は、2日続落となった。

 

5月25日のWTI原油の下落率は前日比4%に達した。主要産油国サウジアラビアとロシアのエネルギー担当相が協調減産の緩和を巡り協議したことが急落の引き金となった。

市場では「減産緩和の動きは想定よりも早いタイミング」(米ストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチ)といった声が聞かれ、投機筋が買い持ち高を慌てて縮小したようだ。 

 

実は、 

  

たった、3日前の5月23日(水曜日)に、下記の記事を書きためていたら、もう、原油需給が弱まる方向へとの観測が出ています。

 

世の中の変化が早いので、

 

 1 変化に即応しついていくか?

 2 変化の影響を受けにくい投資方法を採用するか?

 

情報弱者になりがちな管理人は、 「2 の変化の影響を受けにくい方法」 を模索します。

 

いわゆる、ディフェンシブ、かつ、配当利回りの高い銘柄の保有を優先的に検討することにしています。

 生活必需品、ヘルスケア、一般消費財、公益事業 など

 

 

--------------2018年5月23日(水)に作成した記事--------------

 

エクソンモービルは買いか?

 

原油高3年半ぶり水準 産油国政情不安 資源株の出番が回ってきました。

 

数日前、エクソンモービル株は見送ったのですが、今回の短期的な原油需給の逼迫と、長期的な配当狙いならば、再検討の余地があるかもしれません。

 

2018年5月23日(水曜日)の読売新聞より

 

 

産油国のイランやベネズエラを巡る政治情勢の不安定化で、原油価格が上昇している。2018年5月21日のニューヨーク原油先物市場で、代表的な指標となるテキサス産軽質油(WTI、ウェスト・テキサス・インターミディエイト)の6月渡し価格の終値は、前日比0.96ドル高の1バレル=72.24ドルと、2014年11月下旬以来、約3年半ぶりの高い水準となった。5月22日の取引も同水準で始まった。

 

ポンペオ米国務長官は、5月21日、トランプ大統領がイランの核合意からの離脱を決めたことを受け、「イランに前例のない経済的圧力をかける」と演説した。市場では、中東情勢が一段と緊張し、原油供給に悪影響が出るとの警戒感が高まった。

 

5月20日に産油国ベネズエラで行われた大統領選挙の結果も影響している。反米左派のニコラス・マドゥロ大統領が再選したが、米国は選挙が公正に行われなかったとして、再選を認めず、ベネズエラ政府による資金調達を制限する追加制裁を5月21日に打ち出した。これによりベネズエラ原油生産量は落ち込むと見られている。

 

原油価格を下支えする目的で協調減産を行っている石油輸出国機構OPEC)は6月下旬の総会で、今後の対応を協議する見通しだ。中東最大の産油国で生産余力が大きいサウジアラビアは、一時、原油価格の上昇を抑えるため、増産の可能性を示唆したが、最近は、減産を続けると見る向きが多くなっている。総会へ向け、原油相場は不安定な動きが続きそうだ。

 

原油の増産と、石油消費の拡大は、短期的にも、長期的にも、見込まれると管理人は思っています。しかし、エネルギー資源株を保有するかどうかは、懐具合と相談です。

 

-----------------5月23日(水)作成記事はここまで-------------------

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。楠木山人。