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数値に弱いサラリーマンの少額株式投資

米国株式、投資信託、日々の生活などについて発信します。



【つみたてNISA】セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド!安定度抜群!!受賞歴多数の安定型(バランス型)の超優良おすすめファンド

つみたてNISA アクティブファンド

(この記事は、汎用性を高めるために、再構成したものです。(元記事 2018年1月5日 公開)

 

2018年1月から始まるつみたてNISAの投資信託は、大きく分けると、インデックスファンドとアクティブファンドに分けられます。

 

アクティブファンド

 

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

 

  について調べてみました。

資産配分(株式、債券割合)を、当初決めた割合(アセットアロケーション)に維持管理するのは大変な手間ですので、バランスファンドを利用することは、十分な価値があります。 

 

株式の保有割合として、”100−年齢=株式の割合”  という専門家もいますので、資産を丸ごと投資信託で形成することを考えている方を想定すると、株式:債券=50:50 の割合は、40代からの資産形成に最適でしょう。

 

(厳密には、楠木自身は、安全資産を現金(普通預金、または、定期預金)で確保した上で、残りを株式100%つみたて投資での資産形成をめざしておりますので、上記の式の運用はしません。一般論としては、推薦できるという意味で上記の式を提案します。)

 

各種の賞を受賞している評判の非常によいセゾン投信で、おすすめです。

 

  

 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

受賞歴

 2008年から2017年の今まで受賞を続けている、超優良ファンドです。

 

セゾン・グローバル・バランスファンドの受賞歴一覧 その1

セゾン・グローバル・バランスファンドの受賞歴一覧 その2

 

 

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの概要

信託報酬、純資産など

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの概要の一覧表

運用会社 セゾン投信

資産割合(バランス型) 株式:債券=50:50

購入時手数料 なし

信託報酬 0.68±0.03%

ベンチマーク なし

純資産 1588億円(2018年2月2日)

基準価額 14813円(2018年2月2日)

設定日  2007年3月5日

ファンドオブファンズ

 

 

 

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの特色

特色1:国際分散投資

当ファンド1本で世界中に分散投資することが出来ます。地域別の投資比率は市場の規模に応じて変化するので、手間なく市場の変化に対応できます。

 

特色2:株式と債券への分散投資

株式と債券へ半分ずつ投資することにより、リスクを抑えながら安定したリターン 

の獲得を目指します。株式と債券の投資比率は、原則50:50。

 

特色3:低コスト

ローコスト・ハイクオリティ運用で定評のあるバンガードのインデックスファンドに投資することにより、低いコストを実現。長期の資産形成に特化することで運営にかかる経費も抑えています。購入手数料0%。信託報酬 0.68%±0.03%/年(税込み)

 

 

バンガード社について

ポイント1

世界最大級の運用会社。バンガードの運用資産残高は、約471兆円。

 

ポイント2

ローコストリーダー。バンガード・ファンドの平均経費率は、2016年12月末時点で、0.17%

 

ポイント3

インデックスファンドの世界シェアNo.1。バンガードは1976年に、個人投資家向けのインデックスファンドを、世界で初めて米国の個人投資家向けに設定しました。現在、バンガードは、世界のインデックス運用商品の約4割のシェアを握り、シェアNo.1となっています。

 

 

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの資産構成

 

株式と債券の各地域別の割合

 

     株式   債券

米国   26.9   24.5

欧州   11.1   18.5

日本   3.9    6.5

太平洋  2.1    0

新興国  5.7    0

短期金融資産等 0  0.8

 

合計  株式49.7  債券50.3

 

 

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの資産構成の円グラフ図解

 

 

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの詳細の紹介

インデックスファンド名別の紹介 

 

ファンド正式名称  (このページでの略称)

 

(1)U.S.500・ストック・インデックスファンド  (米国株)

(2)ヨーロピアン・ストック・インデックスファンド  (欧州株)

(3)ジャパン・ストック・インデックスファンド  (日本株

(4)パシフィック・エックスジャパン・ストック・インデックスファンド  (太平洋株)

(5)エマージング・マーケット・ストック・インデックスファンド  (新興国株)

(6)U.S.ガバメント・ボンド・インデックスファンド  (米国債

(7)ユーロ・ガバメント・ボンド・インデックスファンド  (欧州債)

(8)ジャパン・ガバメント・ボンド・インデックスファンド  (日本債)

(9)短期金融資産等  (その他)

 

各ファンドの資産構成割合(%)

 

(1)米国株 26.91%

(2)欧州株 11.14%

(3)日本株 3.94%

(4)太平洋株 2.02%

(5)新興国株 5.68%

(6)米国債 24.5%

(7)欧州債 18.48%

(8)日本債 6.53%

(9)その他 0.8%

 

合計  100%

 

純資産 1588億円(2018年2月2日)

基準価額 14813円(2018年2月2日)

 

 

 

 

各資産のベンチマークの詳細

 

 (1)米国株:S&P500 Indexに連動する運用成果を目指します。(米ドル建て)

(2)欧州株:MSCI Europe Indexに連動する運用成果を目指します。(対象となる構成国は、ベルギー、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、スウェーデン、スイス、英国などです。)(ユーロ建て)

(3)日本株MSCI Japan Indexに連動する運用成果を目指します。(円建て)

(4)太平洋株:MSCI Pacific ex-Japan Indexに連動する運用成果を目指します。日本株を除く(オーストラリア、香港、ニュージーランドシンガポール等です)(米ドル建て)

(5)新興国株:MSCI Emerging Market Indexに連動する運用成果を目指します。対象となる構成国は、欧州・アジア・アフリカ・ラテンアメリカ地域の新興市場およびロシアです。(米ドル建て)

(6)米国債Bloomberg Barclayx U.S. Government Float Adjusted Bond Index(米国債および米国政府機関債(米ドル建て・残存期間1年超)の時価総額加重インデックス)に連動する運用成果を目指します。(米ドル建て)

(7)欧州債:Bloomberg Barclayx Euro Government Float Adjusted Bond Index(ユーロ建て・残存期間1年超)の時価総額加重インデックス)に連動する運用成果を目指します。(ユーロ建て)

(8)日本債:Bloomberg Barclayx Japan Government Float Adjusted Bond Index(円建て・残存期間1年超)の時価総額加重インデックス)に連動する運用成果を目指します。(円建て)

(9)その他:短期金融資産等

 

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドのインデックスファンドの組入銘柄

 

(1)米国株: アップル(3.6)、アルファベット(2.6)、マイクロソフト(2.5)、アマゾン(1.8)、フェイスブック(1.7)

(2)欧州株 : ネスレ(3.1)スイス、ロイヤルダッチシェル(2.5)オランダ、ノバルティス(2.1)スイス、HSBC(2.1)英、ロシェ(2.0)スイス

(3)日本株: トヨタ自動車(4.3)、三菱UFJフィナンシャルグループ(2.5)、ソフトバンクグループ(2.1)、三井住友フィナンシャルグループ(1.6)、KDDI(1.5)

(4)太平洋株:オーストラリアコモンウェルス銀行(6.6)豪、AIA(5.3)香港、ウェストパック銀行(4.7)豪、オーストラリア&ニュージーランド銀行(3.9)豪、ナショナル・オーストラリア銀行(3.7)豪

(5)新興国株:サムスン電子(4.9)韓、テンセント(4.3)中、台湾セミコンダクター(3.6)台、アリババ(3.4)中、ナスパース(1.8)南ア

(6)米国債:U.S.トレジャリー

(7)欧州債:仏国債(仏)、スペイン債(スペイン)

(8)日本債:利付き国債(日本)

 

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドのインデックスファンドの組入業種

 

(1)米国株:情報技術(22.3)、金融(14.5)、ヘルスケア(14.5)、一般消費材財・サービス(12.3)、資本財・サービス(10.3)

(2)欧州株:金融(21.1)、生活必需品(14.2)、資本財・サービス(13.5)、ヘルスケア(13.1)、一般消費財・サービス(10.5)

(3)日本株:資本財・サービス(20.4)、一般消費財・サービス(19.8)、金融(13.3)、情報技術(12.1)、生活必需品(7.9)

(4)太平洋株:金融(39.5)、不動産(14.5)、素材(9.6)、資本財・サービス(9.4)、一般消費材・サービス(5.7)

(5)情報技術(26.6)、金融(23.6)、一般消費財・サービス(10.6)、素材(7.1)、生活必需品(6.8)

(6)米国債

(7)欧州債

(8) 日本債 

 

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドのインデックスファンドの組入国

 

(1)米国株:

(2)欧州株:英国(27.7)、フランス(16.5)、ドイツ(14.9)、スイス(13.3)、オランダ(5.5)

(3)日本株

(4)太平洋株:豪州(58.7)、香港(29.0)、シンガポール(10.9)、ニュージーランド(1.4)、その他

(5)新興国株:中国(27.9)、韓国(15.6)、台湾(12.5)、インド(8.8)、南ア(6.6)

(6)米国債

(7)欧州債;フランス(24.9)、ドイツ(21.7)、イタリア(21.1)、スペイン(12.9)、オランダ(5.8)

(8)日本債:

 

所感

国際分散がよくされていて、これから当分の間(10数年以上)に、世界の市場を引っ張っていくと楠木が考えている米国株を重視しながらも、他の地域、資産にも目を配っているバランスがよく出来ていると思います。

 安定重視派、年齢が高め(45〜50代以上)の方のつみたてNISAの商品選択の一つとして、検討する価値が十分にあると思います。

 

 

 一般的な株式の保有割合として、100−年齢=株式の割合

 

などと言うことを推奨している専門家もいますので、45〜50代以上の方の資産形成に適度な株式の割合ではないでしょうか。

あるいは、また、同じくセゾン投信の”資産形成の達人ファンド”と組み合わせてみるのも、有効な資産配分になると思います。

 

www.usa-stocks.com

  

www.saison-am.co.jp

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。楠木山人。