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数値に弱いサラリーマンの少額株式投資

米国株式、投資信託、日々の生活などについて発信します。



思入れ、馴染みのある企業に投資すべきか?

 

  

1 馴染みのある株式を購入するべきか?

 

「投資専門家」?、「投信会社のファンドマネージャー」?、「投資ジャーナリスト」?などと呼ばれる人々が、

 

  • 「応援したい企業に投資する」
  • 「馴染みのある企業に投資する」
  • 「よく利用していて、客が増えている企業の株式を買う」

 

などという、銘柄選別のポイントを解説している記事を見かけたことがありますが、本当のところ、株式を選別することにおいて重要なスクリーニングになるのでしょうか。

 

管理人は、上記の銘柄選別の判断は、非常に情緒的な判断基準であり、自分の稼いだお金を無駄にするような行為ではないかと、思うことがあります。

 

 

2 管理人の株式購入判断の目安

 

管理人は、業績(売り上げ、利益成長など)、将来性、ブランド力、セクターでの優位度などを考慮して、銘柄を選んでいます。未来の業績は不確実なので、ブランド力、セクターでの優位度をより重要視しているとも言えます。

つまり、管理人自身が持ち株に思い入れがあるわけではなく、強い企業なのかが判断基準です。

 

 (先日、ブログに書いたように、日本株式では、よく知っているつもりの個別株を買って、火傷し、損きりしました。無念)

 

例えば、保有銘柄のうち、コカコーラは全く飲みませんし、マイクロソフトの製品を使っているわけでもありません。馴染みのガソリンスタンドは、今はエッソですが、近いうちにエネオスに変わりますし、P&Gの製品も使っていません。ファイザーの薬を服薬していませんし、ジョンソンエンドジョンソンのヘルスケア製品、医薬品も使っていません。

 

 

www.usa-stocks.com

 

 

つまり、株式を買うことと、その企業の製品、サービスを買うことについては、関係がありません。実際、一小市民が大企業の製品を多少買ったところで、その企業の業績には全く影響がありません。

大切なのは、自分が製品やサービスを好感しているのではなくて、世の中の多数の人が好感している製品、サービスを提供している企業を選ぶことが大事です。

 

3 なぜ米国株式を購入するのか

 

日本の投資信託から距離を置きながら、米国株式投資へ軸足を移しています。

 

日本の株式市場(平均株価)が、下がりながら、ローラーコースターのように、不規則な上下動を続けることに脅威をおぼえ、その市場から降りることにしました。安心感が持てません。

そこで、米国株式市場に目をつけて、米国株式市場が、これまで100年に渡って、成長を続けていることから、(実際は過去の延長に未来があるわけではありませんが)米国市場に居続けることを選択しました。

 

最初は、ETFを買いましたが、収益の機会を求めて、個別株式投資をすることにしました。

さて、市場に参加することを決めたものの、右も左もわかりません。どうしようかと思案の末に、NYダウ30種に採用されている超巨大優良株から選び出すことを思いつき、業績、ブランド力、セクターでの優位度を参考にして、現在は7銘柄を選んでいます。

 

今後は、NYダウ銘柄だけではなく、他の銘柄も購入したいと思っています。

 

というわけで、各銘柄には愛着、思い入れはありません。その方が、買い増し、損きりなどの判断に迷いが出にくいと思っています。

株式投資は、感情を排除して、理性的に決めたいと思っています。

 

 

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。楠木山人。