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数値に弱いサラリーマンの少額株式投資

米国株式、投資信託、日々の生活などについて発信します。



国内株式を損きりしました。

日本株の損きり

 

今まで、国内個別株を売買してこなかったので、損きりをしたことがありませんでした。

損きりは難しいですね。

 

今回損きりした銘柄は、輸送用機器の大型株です。

それより以前は、国内は、投資信託のみの保有で、つみたて投資による売買が主でした。

投資信託つみたての場合、少額を投資していたため、基準価額が下がっても、恐れずに買い向かえて、基準価額が下がった分購入口数が増え、損益分岐点が下がっていき、基準価額と損益分岐点の価格差が縮まっていくのが分かり、持ちこたえられました。

しかし、個別株の場合は、その銘柄をナンピン買いを続けるほどするほど、資金がありませんでした。

 

経緯

 

昨年から購入し始めた、財務バッチリの米国優良株とは異なり、国内のその銘柄は、財務に問題を抱えていました。

不採算部門があり、その不採算部門のリストラについて、経営陣は2年前?くらいから、しばしば言及していましたが、一向にリストラの具体策が発表されません。

 

不採算部門のリストラが前提で保有を続けていて、リストラ後の値上がりを期待していたのですが、

「投資家向けに、不採算部門のリストラ実施について実行するつもりと言っているが、本当のところは、まず、リストラ策をまとめることが出来ず、次に、リストラ部門を含む社内の反発を抑えることが難しく、経営陣は先送りをしているだけではないか」

と、考えるようになり、実行力のなさに失望しました。

 

業績改善の見込みが見えない

 

株価に関しては、多少の上下動はありますが、この数ヶ月、株価は下がる一方でした。

指値を出して、売り注文を出しても、その価格をあざ笑うかのように下がっていきました。

貸借倍率が10倍を超えており、信用買残をみても、値上がりは期待できないと判断しました。

 

今回、残念ながら、投資判断を誤ったことを認め、遅すぎたと思いましたが、約20%下がった時点で、損きりしました。

心の重しを取り去ったので、すっきりしました。

 

次は、米国・トルコ状況を見ながら、回収した資金を米国株投資へ振り向けます。 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。楠木山人。