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数値に弱いサラリーマンの少額株式投資

米国株式、投資信託、日々の生活などについて発信します。



売るタイミング判断は本当に難しい。売らない投資方法はないのか?

1 株価下落後に狼狽したあと、ホッと一息ついたときに、投信を売った 

 

思い返すと、2008年のリーマンショック時は狼狽しました。

2008年当時、TOPIXインデックス投信と、日本株のアクティブ投信を持っていました。

リーマンショック後に、全世界の株価が下落し、日本株はその後も一進一退が続きました。当時、個別株は持っておらず、上述の投資信託のみを持っていましたが、TOPIXが20年近くも冴えない動きであったため、基準価額の上昇は、全く見通しが立ちませんでした。どうするべきか、迷い、悩んでいました。

しかし、その後、アベノミクス?による、2013年の株価上昇の機会を得て、損益がプラスになってきました。

当時、日本株株価指数の、その先(2014年以降)の上昇ストーリーが描けず、見通しがたたないので売ってしまおうと思い、小分けにして売っていきました(日経平均株価で14000円くらいでした)。小分けにして売っていたせいもあり、当時のTOPIX連動投信は、いまだに、全額は売り切っておらず、時々、売っています。

 

2013年、2014年に売り始めたことは、早まった判断だったのかもしれませんが、損は全くしていないため、結果オーライだったと思っています。

その後、日経平均株価はぐんぐん上昇して、現在、22000円を上回っています。しかし、今後、1989年末の日経平均株価 約40000円を超える事はないだろうと思っています。20年間の長きに渡り、500兆円のままだったGDPも穏やかに減少していくでしょう。

 

改めて、思い起こしてみると、儲けそこなったというより、2009年からの日本株のインデックス低迷時に、足掛け4年間もよく損きりせずによく我慢したなと感心します。アマチュア投資家の利点である、待ち続けるという、最低限の作戦を忠実に実行できたことに驚きを隠せません。

 

2 売らずにすむ虫のいい投資方法はないか

 

現在は、日本株に関する投資商品を少しずつ、時間分散、金額分散しながら、売っています。そして、換金した現金で、米国株を購入しています。

 

売らない投資方法はないか?

あります。いや、正確には、本に書いてあったというべきでしょう。

 

株式投資の未来」(ジェレミー・シーゲル教授著)には、配当再投資を確実に行い、持ち株数を増加させながら資産を増やしていく方法が書かれています。(米国のS&P500対象株式を1957年から2003年まで調査した結果)

配当にかかる税金減少分は計算していないと書かれていますが、配当再投資が、「下落相場のプロテクター、上昇相場のアクセル」となることについて、詳しい説明が書かれています。

 

これからは、「株式投資の未来」で学んだ知識と、実際の投資をとおして、長期的に資金を増やしたいと思っています。

 

 

株式投資の未来?永続する会社が本当の利益をもたらす

株式投資の未来?永続する会社が本当の利益をもたらす

 

 

先日、当ブログで紹介した、管理人の持ち株は、上記の書籍を参考に選んだ銘柄です。

上記書籍をよめば、管理人が、なぜ、アマゾン、フェイスブックではなく、ジョンソンエンドジョンソン、P&Gを買ったのかの理由が書かれています。

高配当の企業からの配当再投資による資金の増大をめざしていきます。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。楠木山人。