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数値に弱いサラリーマンの少額株式投資

米国株式、投資信託、日々の生活などについて発信します。



つみたてNISA 三井住友信託銀行 バランス型が3種類。インデックス型が3種類。各ファンドは、特徴(ファンド種別)が明確であり、顧客の要求にあわせるようによく考えられたファンド構成。

三井住友信託銀行のつみたてNISA

 

 

 

2018年1月から始まった、つみたてNISAの投資信託は、大きく分けると、アクティブファンドとインデックスファンドに分けられますが、

 

三井住友信託銀行のつみたてNISAの特徴

 

インデックスファンドを3種類、株式型を3種類そろえる、三井住友信託銀行は、銀行らしいファンドの選択です。

 

つみたてNISA用投資信託のまとめ一覧表

 

三井住友信託銀行のつみたてNISA対象ファンドのまとめ一覧表、信託報酬、基準価額、年率リターン比較などまとめ

 

 

1 バランスファンド

 

三井住友信託銀行の株式、債券混合のバランスファンドの一覧表、信託報酬、基準価額、年率リターンまとめ

 

1 SMT 世界経済インデックス・オープン(債券シフト型)

 インデックス型

外資産複合型

債券75%:株式25%

信託報酬:0.486%

純資産 :3.67億円

基準価額:10527円(2017年12月29日)

設定:2017年8月25日

 

2 世界経済インデックスファンド

アクティブ型

外資産複合型

債券50%、株式50%

信託報酬:0.540%

純資産:538.27億円

基準価額:23004円(2017年12月29日)

設定:2009年1月16日

リターン:

1年 14.24%

3年 8.70%

設定来 130.82%

分配金総額:60円 

 

www.usa-stocks.com

  

 

3 SMT 世界経済インデックス・オープン(株式シフト型)

インデックス型

外資産複合型

株式75%、債券25%

信託報酬:0.594%

純資産:8.99億円

基準価額:10951円(2017年12月29日)

設定:2017年8月25日 

 

 

(まとめ)SMT世界経済インデックス・オープン

 SMT世界経済インデックス・オープン(債券シフト型)

 SMT世界経済インデックス・オープン(株式シフト型)

 

ファンドの目的

 

国内、先進国及び新興国の株式(DR(預託証券)を含みます)並びに債券に分散投資することでリスクの低減をはかり、投資信託財産の中長期な成長を目指します。

 

ファンドの特色

 

特色1

世界の株式及び債券に分散投資し、ファミリーファンド方式で運用を行ないます。

・世界の株式および債券に分散投資を行うことで、リスクの低減に努めます。

・各マザーファンドは各投資対象市場の代表的な指数(インデックス)への連動を目指す運用を行ないます。

・原則として、為替ヘッジは行ないません。

 

特色2

世界経済全体の発展を享受します。

・基本組入比率は、地域別(日本、先進国、新興国)のGDP国内総生産)総額の比率に基づき決定します。

 年1回地域別構成比の見直しを行ないます。

 

 ファンドの地域別構成比

 

世界経済インデックスファンドの地域別資産構成比の図解

 

 

マザーファンドの採用指数一覧(紹介)

 国内株式:TOPIX東証株価指数

 国内債券:NOMURA-BPI総合

 先進国株式:MSCIコクサイ・インデックス(円ベース)

 先進国債券:シティ世界国債インデックス(除く日本、円ベース)

 新興国株式:MSCIエマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)

 新興国債券:JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックスーエマージング・マーケッツ・グローバル・ディバーシファイド(円換算ベース)

 

 ・マザーファンドの詳細な説明は、下部にまとめています。

 

 

ファンドの特色

 

SMT世界経済インデックス・オープン(債券シフト型)

 

SMT 世界経済インデックスファンド(債券シフト型)の地域別、資産別の投資配分の割合の円グラフ

債券シフト型(基本組入比率)

 債券75%

  国内債券:4.5%

  先進国債券:41.25%

  新興国債券:29.25%

 株式25%

  国内株式:1.5%

  先進国株式:13.75%

  新興国株式:9.75%  

 

組入上位10ヵ国(2017年12月29日)

1 米国:26.52%

2 日本:6.76%

3 フランス:4.75%

4 イタリア:4.10%

5 英国:3.89%

6 ブラジル:3.66%

7 南アフリカ:3.59%

8 ドイツ;3.51%

9 メキシコ:3.26%

10 インドネシア:3.14%

 

組入上位10通貨(2017年12月29日)

1 米国ドル:27.50%

2 ユーロ:18.22%

3 日本円:8.88%

4 英国ポンド:3.81%

5 ブラジル・レアル:3.49%

6 南アフリカ・ランド:3.48%

7 メキシコ・ペソ:3.23%

8 ポーランド・ズロチ:3.03%

9 インドネシア・ルピア:2.99%

10 タイ・バーツ:2.48%

 

 

SMT世界経済インデックス・オープン(株式シフト型)

 

SMT 世界経済インデックスファンド(株式シフト型)の地域別、資産別の投資配分の割合の円グラフ

 

株式シフト型(基本組入比率)

 債券:25%

  国内債券:1.5%

  先進国債券:13.75%

  新興国債券:9.75%

 株式:75%

  国内株式:4.5%

  先進国株式:41.25%

  新興国株式:29.25%

 

 

組入上位10ヵ国(2017年12月29日)

1 米国:32.89%

2 日本:6.84%

3 ケイマン島:4.70%

4 韓国:4.55%

5 英国:3.91%

6 台湾:3.26%

7 フランス:3.09%

8 ブラジル:2.97%

9 南アフリカ:2.96%

10 中国:2.78%

 

組入上位10通貨

1 米国ドル:36.51%

2 ユーロ:10.78%

3 日本円:8.01%

4 香港ドル:6.82%

5 韓国ウォン:4.38%

6 英国ポンド:3.87%

7 台湾ドル:3.18%

8 南アフリカ・ランド:2.90%

9 ブラジル・レアル:2.86%

10 インド・ルピー:2.48%

 

 

マザーファンド

 国内株式:TOPIX東証株価指数

 国内債券:NOMURA-BPI総合

 先進国株式:MSCIコクサイ・インデックス(円ベース)

 先進国債券:シティ世界国債インデックス(除く日本、円ベース)

 新興国株式:MSCIエマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)

 新興国債券:JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックスーエマージング・マーケッツ・グローバル・ディバーシファイド(円換算ベース)

 

1 国内株式インデックスマザーファンド

1 組入上位10業種

 1 電気機器:13.69%

 2 輸送用機器:8.91%

 3 銀行業:7.52%

 4 情報・通信業:7.28%

 5 化学:7.25%

 6 機械:5.65%

 7 卸売業:4.71%

 8 小売業:4.71%

 9 食料品:4.46%

 10 医薬品:4.40%

 

2 組入上位10銘柄

 1 トヨタ自動車:3.34%

 2 三菱UFJフィナンシャル・グループ:2.19%

 3 ソフトバンクグループ:1.51%

 4 日本電信電話:1.42%

 5 三井住友フィナンシャルグループ:1.38%

 6 本田技研工業:1.32%

 7 ソニー:1.29%

 8 キーエンス:1.18%

 9 みずほフィナンシャルグループ:1.04%

 10 ファナック:0.98%

 組入銘柄:1989銘柄

 

 

2 国内債券インデックスマザーファンド

1 特性値

 残存年数:9.49年

 修正デュレーション:8.95%

 最終利回り:0.14%

 銘柄数:770

 

2 種類別構成比

1 国債:82.99%

2 地方債:6.50%

3 政府保証債:2.77%

4 金融債:0.62%

5 事業債:5.31%

6 円建外債:0.48%

7 MBS:1.24%

8 ABS:0.09%

 

3 外国株式インデックスマザーファンド

1 組入上位10ヵ国

 1 米国:65.52%

 2 英国:7.17%

 3 フランス:4.22%

 4 ドイツ:4.00%

 5 カナダ:3.86%

 6 スイス:3.27%

 7 オーストラリア:2.83%

 8 オランダ:1.43%

 9 香港:1.35%

 10 スペイン:1.32%

 

2 組入上位10業種

 1 ソフトウェア・サービス:10.28%

 2 銀行:9.77%

 3 医薬品、バイオテクノロジー・ライフサイエンス:8.08%

 4 資本財:7.53%

 5 エネルギー:6.82%

 6 食品・飲料・タバコ:5.34%

 7 素材:5.10%

 8 各種金融:4.71%

 9 保険:4.16%

 10 ヘルスケア機器・サービス:4.14%

 

3 組入上位10銘柄(上位10銘柄は全て米国株)

 1 アップル:2.32%

 2 マイクロソフト:1.65%

 3 アマゾンドットコム:1.27%

 4 フェイスブックーA:1.11%

 5 JPモルガン チェース:0.99%

 6 ジョンソンエンドジョンソン:0.99%

 7 エクソン モービル:0.93%

 8 アルファベット(グーグル)ーC:0.86%

 9 アルファベット(グーグル)ーA:0.82%

 10 バンクオブアメリカ:0.78%

 

4 外国債券インデックスマザーファンド

 

1 特性値

 直接利回り:2.40%

 最終利回り:1.50%

 残存年数:8.53%

 修正デュレーション:7.14%

 銘柄数:665

 

2 組入上位10ヵ国

 1 米国:42.91%

 2 フランス:10.30%

 3 イタリア:9.82%

 4 ドイツ:7.30%

 5 英国:7.15%

 6 スペイン:5.89%

 7 ベルギー:2.60%

 8 オランダ:2.25%

 9 オーストラリア:2.20%

 10 カナダ:2.18%

 

5 新興国株式インデックスマザーファンド

1 組入上位10ヵ国

 1 ケイマン島:15.46%

 2 韓国:14.96%

 3 台湾:10.71%

 4 中国:9.14%

 5 インド:8.47%

 6 南アフリカ:6.64%

 7 ブラジル:6.62%

 8 香港:3.25%

 9 ロシア:3.20%

 10 メキシコ:2.79%

 

2 組入上位10通貨

 1 香港ドル:21.37%

 2 韓国ウォン:14.96%

 3 米国ドル:10.97%

 4 台湾ドル:10.87%

 5 インド・ルピー:8.47%

 6 南アフリカ・ランド:6.78%

 7 ブラジル・レアル:6.62%

 8 メキシコ・ペソ:2.79%

 9 マレーシア・リンギット:2.18%

 10 タイ・バーツ:2.17%

 

3 組入上位10業種

 1 銀行:17.05%

 2 ソフトウェア・サービス:13.81%

 3 テクノロジー・ハードウェアおよび機器:8.62%

 4 素材:7.39%

 5 エネルギー:6.86%

 6 半導体半導体製造装置:5.39%

 7 電気通信サービス:4.75%

 8 保険:3.71%

 9 食品、飲料、タバコ:3.60%

 10 資本財:3.52%

 

4 組入上位10銘柄

 1 テンセントホールディングス(ケイマン島):5.29%

 2 サムスン電子(韓国):4.18%

 3 アリババ(ケイマン島):3.50%

 4 台湾セミコンダクタ(台湾):3.32%

 5 ナスパース(南アフリカ):2.18%

 6 中国建設銀行(中国):1.36%

 7 バイドゥ百度)(ケイマン島):1.14%

 8 チャイナモバイル(香港):1.09%

 9 産業商業銀行(中国):1.07%

 10 ピンアン(平安)保険(中国):1.00%

 

6 新興国債券インデックス・マザーファンド

1 特性値

 直接利回り:5.80%

 最終利回り:5.66%

 残存年数:7.28年

 修正デュレーション:4.96年

 銘柄数:179

 

2 組入上位10ヵ国

 1 ブラジル:9.76%

 2 インドネシア:9.56%

 3 ポーランド:8.85%

 4 メキシコ:8.77%

 5 南アフリカ:8.76%

 6 タイ:7.82%

 7 ロシア:7.67%

 8 トルコ:7.35%

 9 コロンビア:6.80%

 10 マレーシア:5.59%

 

 

 

ポートフォリオ構築プロセス

 ファンドマネージャーは基本組入比率に基づき、各資産のマザーファンドへ資金を配分し、値動き等によって一定以上乖離した場合は、リバランスを行ないます。

 

世界経済インデックスファンドの資産比率のリバランスの仕組みの説明図解

 

<ご参考情報>

先進国と新興国の人口の増加と、名目GDP総額の推移

 

先進国と新興国の人口増加と、名目GDP総額の増加割合の説明棒グラフ

 

 

2 株式型 

 

三井住友信託銀行の株式型のファンド一覧。信託報酬、基準価額、年率のリターン等

 

 

1 全世界株式インデックスファンド

(ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ)

 

内外株式型

信託報酬:0.5184%

ベンチマークMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(円ベース)

純資産:4.09億円

基準価額:11192円(2017/12/29)

設定:2017年9月8日

 

ファンドの目的

 当ファンドは、日本を含む先進国および 新興国の株式を投資対象としたマザーファンド受益証券に投資することにより、中長期的にMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(円ベース)の動きに連動した投資成果の獲得を目指して運用を行うことを基本とします。

ベンチマークMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(円ベース)

 

 

2 米国株式インデックス・ファンド

(ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ)

 

海外株式型

信託報酬:0.486%

ベンチマーク:S&P500指数(円ベース)

純資産:4.78億円

基準価額:10771円(2017/12/29)

設定:2017年9月29日

 

ファンドの目的

 当ファンドは、米国の株式を主要投資対象としたマザーファンド受益証券に投資することにより、中長期的にS&P500指数(円ベース)の動きに連動した投資成果の獲得を目指して運用を行うことを基本とします。

ベンチマーク:S&P500指数(円ベース)

 

 

3 SMT JPX日経インデックス400・オープン

国内株式型

信託報酬:0.3996%

ベンチマーク:JPX日経インデックス

純資産:60.16億円

基準価額:14776円(2018/1/31)

設定:2014年1月21日

 

ファンドの目的 

 

 

 当ファンドは、JPX日経インデックス400(配当込み)に連動する投資成果を目指します。

 

 ベンチマーク:JPX日経インデックス400(配当込み)

  JPX日経インデックス400とは、JPXグループ(株式会社日本取引所グループ及び東京証券取引所)並びに株式会社日本経済新聞社(日経)によって、独自に開発された手法により、東京証券取引所市場第一部、同 第二部、マザーズ、JASDAQ上場銘柄から原則400銘柄を選定し、算出される株価指数です。

採用される400銘柄は、企業の健全性や流動性の観点から1000銘柄に絞り込まれた上で、ROE自己資本利益率)、営業利益、時価総額定量評価に定性評価を加味し、選定されます。「配当込み」指数は、配当収益を考慮して算出した株価指数です。

 

JPX日経インデックス400構成比率上位10銘柄

(2017年11月末現在)

 

1 本田技研工業 1.7%

2 キーエンス 1.7%

3 トヨタ自動車 1.7%

4 ソニー 1.6%

5 ソフトバンクグループ 1.4%

6 ファナック 1.4%

7 みずほフィナンシャルグループ 1.4%

8 KDDI 1.4%

9 日本電信電話 1.4%

10 三井住友フィナンシャルグループ 1.4% 

  

  

すべての商品のまとめ

 

三井住友信託銀行のつみたてNISA対象の全ての投資信託の一覧表総まとめ、信託報酬、基準価額、年ごとのリターン

 

 所感

 

三井住友信託銀行のつみたてNISAは、バランス型に力を入れています。

バランス型を3種類そろえている、銀行のつみたてNISAは、あまりないように思います。

もともとあった、世界経済インデックスファンド(株式:債券=50:50)を基に、債券シフト型と株式シフト型を設定したと思われます。3種類を、顧客の資産形成の考え方(要望)と、年齢、収入などをもとに、相談して決めていく販売、推薦方法をとると思われます。

株式型は、全世界株式型、米国株式型、日本株式型の3種類ですが、わかりやすい商品設計になっており、オーソドックスな選定方法と思います。

三井住友信託銀行に口座をお持ちの方は、上記の6ファンドから選べば、値動きもわかりやすく、良いのではないかと思います。証券会社の敷居が高いと感じている、あるいは、つみたてNISAだけでの資産形成をお考えの方は、おすすめです。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。楠木山人。