page contents

数値に弱いサラリーマンの少額株式投資

米国株式、投資信託、日々の生活などについて発信します。



【敗者のゲーム】の衝撃!!

 楠木山人です。

 

「敗者のゲーム」(チャールズ・エリス 著、鹿毛雄二 訳、日本経済新聞社 刊)という投資本をご存知ですか。

 

有名な本なので、ほとんどの方は、既読と思います。

 

楠木は、この本と出会ったことによって、投資というものを始めました。それ以前も、公社債投信などをやったり、対面型の証券会社の窓口で勧められるままに、投信(手数料の高いアクティブ投信でした)を買って、値下がり局面で慌てて売ったりして、損を積み重ねていました。

 

今、手元に、1999年の第1版と、2015年の原著第6版の2冊があります。

 

1999年版の帯にはこうあります。

「大半のプロは負けている!だが、成功する秘訣はある。米投資界を揺さぶったエリスの話題作!」

 

2015年版の帯は、

「市場に勝とうとすることは無意味である。あらゆる投資家の間で時代を超えて読み継がれる運用哲学のバイブル。全米100万部の超ロングセラー」

 

この本は、私にとって、恩人(恩書?)と言っていい本です。分かりやすく、頭に飛び込んでくる言葉にあふれています。付箋だらけです(笑)。

 

リーマンショック時に、半額になってしまった投信を、売らずに保持して、乗り切れたのは、例えば、43ページに、「投資家は、「稲妻が輝く時に」市場に居合わせなければならない。」「市場タイミングに賭けてみようというのは「悪魔のささやき」だ。決して耳を傾けてはいけない」と言う言葉を支えに、市場に居続けることを選択した結果です。

その他にも、

各人の運用方針をどう決めたら良いのか、見直しのタイミングは?

また、年齢に応じた、株と債券の比率について、どう考えるべきなのか

などを迷っている方にも、良いアドバイスがあります。

 

その他の名言にあふれています。興味のあるかたは、一度、手にとって読んでみてください。

 

原点に帰りたくなったので、今から、再読します。

 

  • 「敗者のゲーム」 チャールズ・エリス

 

また、下記の本は、ランダム・ウォーク理論と、低コストのインデックスファイドについて詳細が紹介されています。 

 

  

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。楠木山人。