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数値に弱いサラリーマンの少額株式投資

米国株式、投資信託、日々の生活などについて発信します。



【朗報】企業型の確定拠出年金が、低い信託報酬ファンド(先進国株式型)を追加設定

1 管理人が所属している確定拠出年金の追加商品

 

管理人の勤務している企業の確定拠出型年金のファンドラインナップに6種類のファンドが追加されます。(2019年8月1日から)。

 

今回は、その英断?について紹介します。

 

1 既存商品分野への追加

 

既存の商品に加えて、信託報酬が低いインデックスファンドが、追加で採用されました。(現在、海外債券型、海外株式型のインデックスファンドがあるため)

 

表1 既存商品分野への追加商品一覧(2ファンド)
分類 商品名 商品概要 信託報酬%
海外債券  野村外国債券インデックスファンド 日本を除く海外の公社債を主要投資対象とし、FTSE世界国債インデックスに連動させることを目標とする 0.1512 
海外株式 野村外国株式インデックスファンド 日本を除く海外の株式を主要投資対象とし、MSCI-KOKUSAIインデックスに連動させることを目標とする 0.1512

 

表1の今回追加された、「野村外国株式インデックスファンド」は、別表1に抽出掲載したネット証券会社で購入できる、最低レベルの信託報酬の先進国型インデックスファンドと比較しても、遜色なく低い信託報酬の投資信託。素直に非常に嬉しい。

 

また、別表2は、従来の外国株式インデックス型の投資信託。今となっては、信託報酬が高すぎる。 

 

※ 別表1 他社の先進国型(または、米国型)株式のインデックスファンドの例
分類 商品名 商品概要 信託報酬%
海外株式  ニッセイー<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 日本を除く主要先進国の株式に投資することにより、MSCI コクサイインデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指します。 0.107892以内
海外株式 三菱UFJ国際ーeMAXIS Slim先進国株式インデックス MSCI コクサイインデックス(配当込み、円換算ベース)と連動する投資成果をめざして運用を行います。 0.107892以内
海外株式  SBIーSBI・先進国株式インデックス・ファンド 先進国の株式に投資を行い、FTSEデベロップド・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)の動きに連動する投資成果を目指して運用を行います。 0.1155程度
海外株式 楽天楽天・全米株式インデックス・ファンド 米国株式市場の動きをとらえることを目指して、CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目標として運用を行います。 0.1596程度
海外株式  三菱UFJ国際ーeMAXIS Slim米国株式(S&P500) 米国の株式に投資し、S&P500指数(配当込み・円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用を行います。 0.162以内
海外株式 楽天楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド 米国株式市場における高配当銘柄の動きをとらえることを目指して、FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目標として運用を行います。 0.1896程度

 

 

別表2 従来の高信託報酬の先進国型インデックスファンド
分類 商品名 商品概要 信託報酬%
海外株式 DC外国株式インデックス・オープン 日本を世界の主要国の株式に投資し、MSCI-コクサイ・インデックス(円ベース)に連動する投資成果を目指します。 0.864(税込)

 

 

www.usa-stocks.com

 

 

2 新商品分野への追加

 

管理人が拠出している確定拠出年金になかった、セクターの新規採用ファンド 

 

表2 新商品分野への追加ファンド一覧(4ファンド)

分類 商品名 商品概要 信託報酬%
新興国債券  DC大和新興国債券インデックスファンド 新興国通貨建ての債券を投資対象とし、JPモルガンGBI-EMグローバル ダイバーシファイドインデックスに連動させることを目標とする 0.5616 
国内リート たわらノーロード国内リート(パッシブ) 国内の金融商品取引所に上場しているリートを投資対象とし、東証REIT指数に連動させることを目標とする 0.2700
国内リート 野村J-REITファンド(アクティブ) 国内の金融商品取引所に上場しているリートを投資対象とし、高水準の配当収益の獲得と中長期的な値上がり益の追求を目指す 1.0260
バランス 投資のソムリエ リスク抑制型  国内外の公社債、株式およびリートを投資対象とし、基準価額の変動リスクを年率2%程度に抑えながら運用する 0.6372

 

 

2 所感

 

企業型の確定拠出年金に、管理人も少額ですが加入しています。国民年金、厚生年金の不足分をなんとかして捻出するためです。

 

現在、今後の株価上昇が期待できると判断して、海外株式型に100%を拠出しています。ベンチマークは、MSCI-KOKUSAI インデックスです。先進国(除く日本)の代表的なインデックスですね。

 

ただし、現在、拠出している海外株式型のインデックスファンドは、信託報酬が0.864%(税込)(従来は、0.77%だったのに、いつの間にか、こっそり値上げしていました。)という、現在の投資信託のトレンドから全く外れた、不適当な商品でした。

 

そのぼったくりともいえる、高信託報酬型ファンドしか選べなかった商品ラインナップに、野村外国株式インデックスファンド(税込信託報酬:0.1512%)という、時代の流れに沿った新商品を追加してくれました。

「低信託報酬の商品を追加してくれ」と、要望する予定の矢先のことでしたので、嬉しさもひとしおです。

 

また、管理人は、新商品分野への追加に関しては、全く興味がありませんのでスルーです。

 

今回の先進国株式型のファンドの追加設定は、予想外の朗報でした。 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。楠木山人。