page contents

数値に弱いサラリーマンの少額株式投資

米国株式、投資信託、日々の生活などについて発信します。



投資の結果を引き受ける

1 投資の結果は不確実

 

1 投資の結果を引き受ける覚悟

 

現在、投資を続けていますが、頭の片隅で、結果が報われないこともあるだろうと思っています。「報われないかもしれないことを引き受ける覚悟」と言いかえてもいいかもしれません。

世間(政府、マスコミ等の情報拡散媒体)は、貯蓄から投資へなどと、聞こえのよいスローガンを流し続けていますが、本当のところ、どうなるかは予測がつきません。

予測できないリスク(価格の変動、上下の振れ幅)を引き受けるからこそ、プレミアムがついた場合、投資額を上回るリターンがありうると言い換えることができます。

株式投資の本には、このリスクをとる結果としてのプレミアムの話がよく出てきます)

 

投資は、予測不能の未来へ現在一定価値の資金を投入する、ある種の賭け事です。

投資すれば、必ず報われる訳ではありません。

 

2 単純な資産増加の計算をよく見かけるが?

 

投資を考える場合には、複雑な計算は(管理人を含む)素人には難しいので、単純にして掛け算で考えます。

 

例えばこうです。

 

1 つみたてNISAの計算例

 

投資期間  20年(2018年から2037年)

元本    0円

毎月積立金額 33333円

年利     5.0%

コスト年率  0.5%

 

投資結果  

合計投資額  800万円

最終利益   約486万円

最終資産   約1286万円

トータルリターン  60.7%

 

一見もっともらしく見えますが、年利は、当然のことながら、推定値です。コスト年率も、推定値です。推定値ですが、計算結果に非常に重要な影響を与えます。

この推定値が不確実性を表しています。

 

3 分散投資

 

管理人は、つみたてNISAでは、米国一国に偏重した投資をするつもりですが、予測を外して、損する可能性も大きくあります。

 

未来のことは誰にも分かりません。

 

予測を外す恐れを小さくするため、複数の投資地域、資産(株式、債券)、投資時期を分散するのです。儲ける確率も最大ではないが、損する確率も最大ではない投資をするために、分散投資を利用するのです。

管理人は、時間を分散して投資しています。

 

4 安全策

 

つみたてNISA口座は、ほぼほったらかしの積立投資です。

 

一方、つみたてNISA以外の投資口座は、こまめにチェックして、安全策を模索しています。管理人は、素人なので、安全であることを重要視しています。大きく儲けるよりも、小さくても確実なリターンを目指しています。さらに、無理もしません。

 

米国の超大型、連続増配銘柄を中心に投資します。現時点での個別銘柄は、NYダウ30種に採用されている優良銘柄です。利点は、値動きの確認が容易なことです。一旦、急落すれば、記事になります。

例えば、スリーエムの急落は記事になりました。スリーエムの場合、さらに、続報で、リストラの発表も即座に記事になりました。

急落の前に知ることはできませんが、銘柄に問題があると思えば、早期な処置ができます。

 

不確実な未来を、確実に変えていくように、日々、安全策を模索しています。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。楠木山人。