page contents

数値に弱いサラリーマンの少額株式投資

米国株式、投資信託、日々の生活などについて発信します。



つみたて投資を続けるのに重要な点は、値動きの幅(リスク)に耐えられるかどうか(個人差、経験)

1 2019年株価の暴落が来た時の心の準備はできているか

 

 

1 世界的な株価暴落が近づいているかもしれない

 

2017年から、世界的な株価暴落が近づいているのではないかと話題になっていました。実際、2018年に入ってからは暴落が続き、本格的な調整、いや、暴落が近づいていることを感じさせるシーンが幾度も訪れました。

 

2 実際の株価チャートを振り返ってみる

 

米国株式の値動き  VTIの3年間株価チャート

米国株式の値動き 3年間株価チャート(VTI:バンガードトータルストックマーケットETF

 

上記の3年間チャートをみると2017年は順調な値上がりでしたが、2018年は、年初、中盤以降、年末の3回の株価暴落がありました。

 

特にクリスマスの大暴落は、かなりの衝撃でした。管理人も、本当の大暴落が始まる考えていましたが、2019年に入ってから急速に回復して、株価を持ち直しています。

現状では、近いうちに最高値を更新するかもしれないほど、急激な回復をしています。

一方で、株価は回復しているけれども、株式市場で商いが細ってきているとの見方があります。

2019年の回復が、近いうちに腰砕けになるかもしれません。

 

3 経験の浅い投資家は暴落を乗り切れるか

 

株価が上がると嬉しくなり、株価が下落すると憂鬱な気分になる投資家がいます。特に、強烈な暴落を経験していない経験の浅い投資家に見られます。

管理人は、ITバブルも、サブプライムローン問題、リーマンショックも経験しました。当時は、日本株投資信託のみの保有でしたが、非常に、憂鬱な毎日でした。

日本株は、米国株の回復に乗り遅れて、2009年以降も低迷が続いていました。

当時は、投資の知識が浅く(投信会社の月中、月末報告書を鵜呑みにしていました)、日本国内の株式市場の枠組みでしか考えられず、米国株のことも全く知りませんでしたし、当然のことながら、日本にいながら米国株に投資できるなどと思いもよりませんでした。

 

毎日、下がり続ける日経平均株価と投信の基準価額を見ながら、絶望的な気分になっていました。

 

4 経験が人を強く鍛え上げる

 

しかし、そのリーマンショックの中でも、投信を1口も売ることなく、しかも、買い続けるという貴重な経験と耐久心が得られました。

株価が連日、暴落していく中で、恐怖心と戦いながら、買い続ける経験は、管理人を大きく成長させました。あの時の恐怖心に比べれば、多少の暴落は見過ごせるようになりました。

今では、株価下落場面でも買い続けますし、昨年(2018年)はつみたてNISAの1年目でしたが、全く動揺せずに淡々と、毎週買い続けました。不安要素は全く感じませんでした。

 

5 管理人の心の持ち方

 

2018年下旬から継続して、米国株定期買い付けをしていますが、動揺はありません。先行きが、「本当の意味で」不安定な株式市場になっていますが、淡々と定期購入を続けていきます。

 

米国ETF、米国個別株式への投資ですので、「地域の分散」「資産クラスの分散」はできていません。しかし、米国の経済成長、人口の増加、世界の新技術の中心、などとの有利を考えると、下手に(経済理論通りの)杓子定規に分散投資するよりも、むしろ、米国一国集中が却って、もっとも安全ではないかかと思えてきます。

分散されたETFを投資の中心に据えていますので、銘柄の分散の点ではできています。

また、現時点の余裕資金を、3年程度に分散投資していく予定です。

 

2 所感

 

この記事を書きながら、改めて、米国投資の底堅さを認識しました。市場の公平性と平等な情報公開という点で安心できる先進国投資を続けていきます。

日本の株価市場は、今後も荒れ模様が続き、嵐が続くと思っているので、多少、距離を置いてみることにします。

株式市場への、無茶な政府の干渉は歓迎しません。その点では、新興国は不安要素が大きいですね。

投資は感情を廃して、理性で決断、行動するものだと思っていますので、そのように実行したいです。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。楠木山人。