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数値に弱いサラリーマンの少額株式投資

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シェアリング・エコノミー拡大の予感(電動スケーターのシェアリング急拡大)

シェアリングエコノミーの分野が急拡大しています。

 

  

1 電動スケーターもシェア

 

2018年8月27日の日本経済新聞より、引用

 

市街地を走る電動スケータの写真

 

 

「第2のウーバー」米で急拡大

 

米国で電動キックスケーターのシェアリングサービスが急拡大している。

駅からオフィスや学校までの移動手段として若年層の人気を集めており、2強とされる米ライムと米バードは、いずれもサービス開始から約1年で企業価値が10億ドルを上回り、「ユニコーン」の仲間入りを果たした。ネット大手も連携を模索するなど、都市内交通の台風の目となりつつある。 

 

 

 

ユニコーンユニコーン企業):

企業価値が10億ドル以上と評価される未上場のベンチャー企業。創業10年以内の企業を指すことが多い。起業が盛んな米国でも、企業価値が高くて創業間もない企業は少ないことから、「うわさは聞くが、だれも見たことがない」という、ギリシャ神話に出てくる伝説の一角獣の名前に例えられた。

 

自転車より早く駅との往復便利

 

中国のネット大手、テンセントの出身者らが設立したライムは7月下旬、電動スケーターと自転車を合わせたシェアサービスの利用回数が、約1年間で延べ600万回を超えたと明らかにした。提供地域は米国を中心に80都市を突破し、力を入れるカリフォルニア州サンディエゴでは利用者が31万にを超えた。

 

米ウーバーテクノロジーの元幹部が設立したバードの電動スケーターシェアリングも2017年9月のサービス開始から1年足らずで全米40都市に広がった。2強が覇権を争いながらサービスの普及を加速する構図は、自動車のライドシェア市場に起き得るウーバーと米リフトのライバル関係を思い起こさせる。

 

ライムとバードのサービスの利用手順や基本料金はほぼ同じだ。まずスマートフォンに専用アプリをダウンロードし、クレジットカード情報などを入力した上で、近くの車両がどこにあるかを検索する。車両についた2次元バーコードをスマホで読み取ってカギを解除するのに1ドル、更に利用時間1分ごとに15セントが課金される。

 

ライムによると米国の都市圏で車を保有するには平均で1日28ドルの費用がかかるが、電動スケーターと公共交通機関を組み合わせると1日の交通費を平均8ドルに抑えられるという。最高速度は時速20Km超で、自転車の移動よりも約2割速く、駅からオフィスや学校までの「ラストワンマイル」の移動手段として利用が広がっている。

 

 

 

中略(資金調達の話)

 

サービス拡大の一方で、歩道に放置された電動スケーターが歩行者の妨げになるなど、新たな摩擦も生じさせている。

サンフランシスコ市の交通当局が許認可制の導入に踏み切るなど、規制を強化する動きもある。

自治体や住民らと協力関係を構築できるかどうかが、さらなる普及のカギを握ることになりそうだ。

 

 

 

2 シェアリングエコノミーは、急拡大しつつある分野です。 

 

図1 世界のシェアリングエコノミー産業の市場規模

 

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図2 世界のシェアリングエコノミー産業の成長率(2013年から2025年) 

 

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3 所感 

 

シェアリングサービスが急拡大しています。面白い動きです。

電動スケーターを見たことがありませんが、手近にあれば利用したいと思います。都市部での機動性が上がり、使用に応じた利用代金設定など、使い勝手が良さそうです。

もう、すぐにでも、広がってきそうなサービスですので、楽しみに待っています。 

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。