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数値に弱いサラリーマンの少額株式投資

米国株式、投資信託、日々の生活などについて発信します。



【つみたてNISA】20年間積み立てて利益が出るかは、はっきり言って、「運次第」。お金が集まる市場を選べ。米国市場

 

1 つみたてNISAを継続中

 

現在、つみたてNISAを、40万円/年の枠限度いっぱいに、毎週購入しています。

 

購入銘柄は、

 

1.三菱UFJ国際ーeMAXIS Slim  全世界株式(除く日本) 2692円

 

2.楽天楽天・全米株式インデックスファンド  5000円

 

 合計  7692円/週

 

です。

 

8月2日(木)現在で、

投資額 248709円に対し、評価額 261923円で、+5.31%です。

順調な滑り出しです(上記2商品以外の商品にも投資していた時があります。)

 

 

非課税の20年間の投資は継続しますが、非課税期間が終わるまでに、順次、利益確定していこうかと、最近、考えるようになりました。先のことはわかりませんがね。

 

2 20年間のつみたて投資は報われるのか

  

昭和のバブルを、未だ超えることができない日本の株価水準を、とても残念に思っています。いつになったら、4万円になるほどの上昇基調になるのかと思っていますが、これは個人ではどうにもならない問題です。

 

1 長期投資の常套句

 

巷間の株式投資への勧誘の常套句として

 

「長期で株式積立投資を続ければ、20年以上積立続けると必ず、利益が出る。」

 

という言葉がありますが、日本株に関しては、当てはまるかどうか疑問です。

 

2 金融庁の分析結果

 

金融庁は、つみたてNISA制度の創設にあたり、20年以上つみたて投資をつづけると、過去の株価データから利益が出る、との分析結果を元に、つみたてNISAの非課税期間を20年にしたことが知られていますが、下記の株価チャートをみると、当てはまらない場合もありそうです。

 

ドルコスト平均法の効果により、株価が下がった時は購入株数(投信の場合は、口数)が増えて、損益分岐点が低くなり、利益が出やすいことが知られていますが、それは、投資期間の最後に株価がある程度以上の水準まで上昇した場合です。ドルコスト平均法の説明グラフは、当該期間の最後に上がっているのがミソです。最後に暴落すれば損益はプラスになりにくいです。)

 

3 日本株式は20年間の投資で利益がでるのか

 

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薄青い線が NYダウ30種平均

濃い青い線が、 日経平均株価225

 

ですが、1996年年初を100とすると、20年後の2018年NYダウ30が270% に対し、日経225は、わずか24%です。それも、直近の株価上昇を受けてのことです。

 

この場合、20年で利益が出たのは、2013年からの5年間の株価の上昇があったからです。

(たまたまか、誰か、何かの影響があったからかは、よくわかりません。

ここまでするかと思ったが、エコカー新車購入に最大50万円の補助金を出したりしたこともありました。その他の施策は今は思い出せない(太陽光発電にも税金を突っ込んでいました。)。

まあ、アベノミクスによる金融緩和とETF買い入れは、株価の下落を防ぐという効果があったのではないかと思っていますが・・・)

 

他方、期間を変えて考えてみます。1989年末のバブル崩壊から、20年の積立投資をしたとなると、1989から2009年。

1989年は、日経225が3万9000円以上、2009年はリーマンショックのから米国は回復し始めたころです。ところが、日本は2007年から2013年までは株価が落ち続けています(日経225が7000円)。

 

この期間に、損きりせずに、インデックスつみたて投資をし続ける人は、稀ではないでしょうか。(管理人は、止めることなく積立投資を続け、2013年、2014年の株価上昇で利益確定を確認後、売りました。残りは今でも保有続けており、売る機会を伺っています)

 

 

3 所感 

改めて、思いますが、ここ20年の株価チャートをみると、日本株は、全体では横ばい傾向ながらも、短期間の上下動を繰り返しているので、短期間で売り買いを継続的に行うスタイルが有効だったと思います。

しかし、今後の株価の動きは全く予測できないので、つみたてNISAの最大20年間の非課税投資枠と使って、長期に気長に待つ投資スタイルが有効かどうかはわかりません。

 

そうは言いながらも、日本株は短期での上下動が続くのではないだろうかと思っているので、管理人は、日本株式をつみたてNISAでは購入しないことにしています。(短期の上下動を日々トレースする時間が足りないため)

 

 

 

 

 

www.usa-stocks.com

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。楠木山人。