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数値に弱いサラリーマンの少額株式投資

米国株式、投資信託、日々の生活などについて発信します。



コスト削減はなぜ最優先か?なぜ効果的か?(ごくごく初歩的な説明)

簡単で、ごくごく初歩的な話ですので、ご存知の方は読み飛ばしてください。

 

先日、コスト削減がなぜ必要かと質問されたので、コスト削減の効果についてご存知ない方に、簡単に説明します。

 

 

コスト削減は直接利益を押し上げる 

 

一言で言うと、コスト削減は利益を直接、押し上げる効果があるからです。

 

企業、個人、家計でもコスト削減は、利益に直結します。

 

コスト削減は自分(自社)でできる

 

コスト削減は、自分でできます(関係者、取引先の協力が必要な場合もあります)。

この、自分でできるという点がとても重要です。

また、案件によっては、今、今日、今月、今年度から即、効果が出ることもあります。

 

ごく簡単な算数でコスト削減効果を説明してみる

 

例えば、100万円の売上があって、経費が95万円で、利益が5万円だとします(ざっくりいうと。税金等は全く考慮しません)。利益率5%です。(一般的な製造業だとだいたいこんな利益率だと思います)

 

経費率が95%のままで、利益を2倍の10万円にしようと計画します。

100万円で利益が5万円なので、利益を10万円にしようとすると、売上が2倍の200万円を得る必要があります(売上を2倍にするためには、全体(全社)が、上から下まで大混乱になるほど、変更が必要ですが・・。)。

 

それでは、コスト削減の効果はどうでしょうか。

 

売上を100万円のままで、なんとかやりくりして、コストを5万円さげるとします。(簡単に5万円下げると書きましたが、この5万円のコスト削減が実に難しいのですが、ここでは、5万円下げられたとします)。

すると、5万円のコスト削減効果により経費は90万円となった結果、100万円の収入のままで、利益は2倍の10万円になります。利益率は、2倍の10%に激増します。

 

非常に簡単に言うと、こういうことです。

 

企業、団体などは、常にコスト削減を行っていますので、新たにコスト削減することはさらに知恵を絞り出す必要があると思います。

 

コスト削減のやり方は、簡単に家計にも応用できる

 

ところが、一方、どんぶり勘定で、家計、個人の収支管理(どんぶり勘定を管理と言うのかは、置いといて)をしている場合は、コストを削減することで、貯金を簡単に増やすことができます。節約が貯金に直結します。

 

管理人は、お金はめぐるほうがよい(収入も支出も増大することで、経済を大きくする)、または、お金を、経験したり楽しむために、まさに今使うことが必要、とも考えていますので、節約が必ずしも良いことばかりとは断定しません。

しかし、貯金してから大きな支出に使う、または、貯金を持つことで、心理的に経済的な安心感をもたらす効果もあります。

と言う訳で、一度、何をどれだけ削るといくら貯金が出来るかを、じっくり検討することが、お金の流れを見極める意味でも良い効果をもたらすと思います。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。楠木山人。