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数値に弱いサラリーマンの少額株式投資

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【オラクル(ORCL)】S&P格付けAA-!! ソフトウェア会社世界第二位!! 業績好調!! 今後も成長性期待大。

世界第二位のソフトウェア会社のオラクル(ORCL)を調べてみました。

 

オラクル(ORCL)

創業1977年。2013年7月上場。

 

 

企業概況

オラクルは、マイクロソフトに次ぐ、世界第二位のソフトウェア会社。法人向けデータベース管理システム(DNMS)のOracle Databaseは、世界トップ。2010年にサンマイクロシステムズを買収し、サーバーなどハードウェア部門にも進出。プログラミング言語Javaに関する権利も手に入れる。ソフトウェア収入が収益の8割。M&Aを進めて、開発ツールや業種別アプリケーションなど事業領域の拡大。SaaS,PaaS,IaaSなどのクラウドソリューションが収益柱に成長。

 

業績概要

オラクルは、20175月期は、1611月に買収したクラウドERPのネットスイートが上乗せ。クラウド関連収入が6割の高成長で営業利益続伸。2018年通期もSaaSなどが新規顧客広げクラウド関連牽引。販売費や研究開発費こなし増収増益を見込む。

 

業績のまとめ

1 オラクル株価 配当利回り

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 S&P格付け AA-

 

ソフトウェア・サービス

同業種内順位(全314社) 時価総額 6位、売上高 4位

(同業種内時価総額1位:アルファベット(グーグル)) 

 

採用インデックス

  S&P100

  S&P500

  ラッセル1000

 

株主構成

  機関投資家     60.4%

  事業会社        0

  個人・役員      27.2%

  その他一般投資家  12.3%

 

オラクル(ORCL)の株価チャート

 

リーマンショックの影響はあまりなく、リーマンショック時の安値(15ドル)から見ると、だいたい安定して上昇し、3.0倍程度(50ドル)の株価になっています。

 

オラクルの10年株価チャート 順調に上昇しています。

 

 

オラクルの業績グラフ紹介

(単位は百万ドルです)

 

オラクル売上高

オラクルの売上高の推移

 売り上げ高は2016年までは、ほぼ横ばいですが、2018年以降は上昇していく予想です。

 

 

営業利益 

 

オラクルの営業利益の推移

  営業利益は、2018年以降、順調に上昇していく予想です。

 

純利益

オラクルの純利益の推移

 純利益は、2018年以降増収増益となり、順調に上昇していく予想です。

 

営業利益率

オラクルの営業利益率の推移 驚異の45%の予想です。

 オラクルの営業利益率は、現在35%程度であり、2017年以降は驚異の45%にまで、上積みしていく予想です。

 

資産合計

オラクルの資産合計の推移

  

負債合計

オラクルの負債合計の推移

 

純資産合計

オラクルの純資産合計の推移

 

 

自己資本比率

オラクルの自己資本比率の推移

 自己資本比率が高いです。

 

営業CF

オラクルの営業CF、営業キャッシュフローの推移

  

 

営業キャッシュフロー/売上

オラクルの営業キャッシュフロー/売上高の推移。驚異の35%を越えている

 営業CF/売上が35%を越えていて、超優良企業です。

 

フリーキャッシュフロー

オラクルのフリーキャッシュフローの推移

フリーキャッシュフローは安定していません。

 

 PER

オラクルのPERの推移

 PERは低いように思われます。  

ROE

オラクルのROEの推移

  

ROA

オラクルのROAの推移

ROAは、高めで安定していると思われます。 

 

希薄化後1株益、1株当たり配当 (ドル)

オラクルの希薄化後1株益、1株当たり配当の推移

配当余力は十分です。希薄化後1株益も上昇していく予想で、期待出来そうです。 

 

所感 

 

オラクルは、経営状況が非常によく、営業利益率、営業CF/売上高は、驚異の好業績でした。配当利回りがもう少しよければ申し分ないと思いました。儲かっている優良株ですが、楠木は買わず待ち、もう少し様子をみます。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。楠木山人。