page contents

数値に弱いサラリーマンの少額株式投資

米国株式、投資信託、日々の生活などについて発信します。



高配当株狙い。確かな利益が積み重なり、資産の増大が見込める方法

 

1 配当は、税金を取られるだけだと思っていた過去

 

管理人は、2017年の中旬に初めて個別株投資を始めました。

それまでは、日本株のアクティブ投資信託と、TOPIX連動型の投資信託を、主に定期定額購入(つみたて購入)した経験があるだけでした。

当該のアクティブ投資信託ファンドマネージャーの運用報告書で、投信の分配金は税金の支払いが発生するので損失であると、繰り返し書かれていたので、分配金は損失だと信じていました。

さらに(自分自身で)拡張解釈して、管理人は、個別銘柄の配当金も同じく、税金分だけ損失であると信じていました。

つまり、

「個別銘柄の配当金」→「税金を取られる分だけ損失」

 

という、関係式が頭の中で出来上がっていました。

 

 

2 配当金は株主に対する利益の分配

 

お恥ずかしながら、株式の配当金が、株主に対する利益の分配という、資本主義の重大な原則を、正確には理解していませんでした。

株式の値上がりであるキャピタルゲインと、株式の配当金の支払いであるインカムゲインが、投資をしていく上での利益の両輪であることを、全く理解していませんでした。

 

当時は、キャピタルゲインによる値上がり益が重要であり、数パーセントの利回りのインカムゲインは、投資効果が少ないと勝手に解釈していました。

 

2017年に個別株投資を始める前に、シーゲル氏の「株式投資の未来」を、再度読みなおし、配当金が、個別株投資で確実に利益が得られる手段だということを、遅ればせながら理解し、腑に落ちました。

株式投資の最大のリターンの源泉は、配当金であることを、実例を詳しくあげて、数値で説明していましたので、管理人は、配当金、および、配当金の再投資をすることによる資産形成という戦略に変更しました。

 

無配当のグロース株式は、投資タイミングが資産形成の重要な要素です。高配当株も、当然ながら、投資タイミングが重要です。しかし、連続増配を続けるような安定収益株は、将来の業績も安定している可能性が高く、配当再投資によるリターンの増大がより顕著に現れます。

 

米国企業は、利益を株主に還元するという、株式の基本原則を守っている企業が多くあり、投資家は安易な減配を極度に恐れる必要はありません。

(一方、日本企業は、安易な減配が当たり前になっており、その点では、投資の魅力に欠けます)

  

3 所感

 

管理人は、米国株式に投資するようになってから日も浅く、配当金は多くありませんが、地道に配当再投資を続けて資産を増大させたいと思っています。

長く継続することで、大きな果実が実るのです。

銘柄を選ぶことが、難しいと思っている投資家は、高配当のETF投資をお勧めします。

 

  • VYM(バンガード 米国高配当株式ETF
  • HDViシェアーズコア 米国高配当株 ETF
  • VIG(バンガード 米国増配株式ETF

 

www.usa-stocks.com

 

 

www.usa-stocks.com

 

 

www.usa-stocks.com

 

 

などがお勧めです。

 

 

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。楠木山人。