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数値に弱いサラリーマンの少額株式投資

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高配当米国株 ジョンソンエンドジョンソン、ファイザー、メルクの業績、株価 比較

楠木山人です。

 

米国の医薬業界を調べてみました(高配当銘柄)。

 

比較したのは、ジョンソンエンドジョンソン(JNJ)、ファイザー(PFE)、メルク(MRK)です。

 

1 ジョンソンエンドジョンソン

 創業1885年。1944年9月。

 企業概況

  総合ヘルスケア企業。医療機器では世界首位級。医薬で世界5位。一般消費者向けは生活に密着した多彩なブランドを有し、絆創膏のバンドエイドは1920年に発売以降、代表商品。60カ国に250社超擁する分社化経営に特徴。2016年から医療機器部門をリストラ、18年までに年間8〜10億ドル程度のコスト削減を推進。17年にスイスのアクテリオン買収で希少疾患治療薬を補完。連続増配、好配当の株主還元銘柄の代表格。

 

2 ファイザー

 創業1849年。上場1944年1月。

 企業概要

  世界最大級の製薬会社。循環器、中枢神経、沈痛・抗炎症系など幅広い分野で新薬開発の実績。第二次大戦時にペニシリンの量産で有名。2009年に米Wyethを買収など、M&Aによる多角化と規模追求の事業モデルに先鞭。後発薬・美容医療のアラガンとの合併は、当局の租税回避の規制強化を受けて中止。16年8月、前立腺がん治療薬のメディベーションを買収発表。今後もM&Aは必至。薬価値下げ圧力で業界の動き要注視。

 

3 メルク

 創業1891年。上場1946年5月

 企業概要

 世界有数の製薬会社。循環器系疾患、糖尿病・メタボリック、肝炎・感染症、ガンなどの分野で医薬品、ワクチンなどを製造・販売。独メルクの米国事業を第一次大戦時に接収し、独立。2009年に米シェリングプラウを買収し、規模拡大。日本では04年に萬有製薬を買収。がん免疫治療薬 キートルーダ は、ブリストル・マイヤーズ社の オプジーボ と競合するが、治験進めば拡大に期待。アストラゼネカとガン治療薬の共同開発で連携発表。

 

  (単位は百万ドルです)

 

1 株価 配当利回り

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 JNJは、増配継続54年ですが、配当余力はありそうです。

 

売上

 

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純利益

 

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ジョンソンエンドジョンソンは純利益が順調にのびており、今後の経営も安定し、安心できそうです。

 

営業利益率

 

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営業CF

 

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営業キャッシュフロー/売上

 

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PER

 

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ROE

 

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 ジョンソンエンドジョンソンの業績が良いことが改めて分かりました。

楠木は、ジョンソンエンドジョンソンをコツコツ買っていきたいと思います。

 

 

ジョンソンエンドジョンソン

 

リーマンショックの影響が小さく、安定して成長しています。

楠木好みの株価チャートです。

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最後までお読みいただきありがとうございました。