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数値に弱いサラリーマンの少額株式投資

米国株式、投資信託、日々の生活などについて発信します。



銘柄に惚れ込む危険。投資対象と愛好は別物

1 銘柄に惚れ込む危険

 

投資対象としての企業と、サービス、製品を愛好することを混同しないようにしようと、常々、思っています。

 

  • コカ・コーラを全く飲みません。また、ジョージアなどのコーヒーも飲みません。
  • ジョンソン&ジョンソンの製品は使用していません(多分)。
  • マイクロソフトは、Windowsを使用していますが、パソコンはアップル製です。
  • ファイザーは、不明。
  • プロクター&ギャンブルの製品も使用せず。
  • エクソンモービルは多分使用してないと思う(石化製品を使用してるかもしれないが・・)。
  • マクドナルドは、少なくとも10年は行っていない。

 

自分が愛好するブランドなので投資。応援したい企業に投資。などという銘柄選択理由を見ますが、管理人はそのような判断をしないように心がけています。

 

自分が好むかどうかと、投資選択は、全く別物だと思っています。

管理人は、タバコ株に投資していませんが、吸う吸わないとは関係はありません。自己資本比率がマイナスになっているので避けています。いくら配当利回りが高くても、長期的には儲からないのではないか。もっと、適した投資先があるのではないかと思っているからです。

 

また、ディフェンシブ銘柄を好みます。一方、景気の変動により、ローラーコースターのように株価が大きく変動するだろう銘柄は、遠ざけます。

景気の変動にうまく乗って、売り買いを繰り返す能力はありません。基本的に長期(5年〜10年、20年)での売り買いを考えているので、銘柄選びは、必然的に慎重になります。

 

超大型グロース株の代表格、GAFAは、個別銘柄としては避けています。

むしろ、製品・サービスの利用頻度としては、GAFAは身近です。Google、アマゾン、アップル製品は毎日、利用しています。

 

一方、米国株式市場全体に投資して、平均的なリターンが欲しいと思っているので、VTI(バンガードトータルストックマーケットETF)を購入しています。

VTIには、当然のことながら、GAFAの割合が大きく含まれていますが、市場全体に広く投資する基本方針を持っていますので、その視点からは、GAFAへの投資も重要かつ必要と思っています。

 

しかしながら、GAFAの繁栄がいつまでも続くものではなく、いずれ並のパフォーマンスになり、主役交代の時期が来るとは思うのですが、その時がいつなのか分かりませんし、その時にうまく売り抜ける自信はありません。むしろ、ゆでガエルのようになり、時期を見誤り、大きな含み損を抱える愚を犯したくないと思っています。

 

投資の自動化を目指していますので、管理人自身の売買タイミングの判断を入れないようにしようと思っています。

 

願い事:

SBI証券に、定期売却の仕組みが採用されないかと思っています。

特定の銘柄を、長期に渡って、少額ずつ分散売却することができればいいなあと思っています。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。楠木山人。

定期買付け積立投資法にして投資自動化。SBI証券最低手数料の撤廃(0ドル化)を利用

 

1 投資を全て自動化してみようと計画中

 

1 投資先を考えることは時間と強い意志が必要

 

日々、資産形成のため、投資先、金額をどうしたらよいか考えていますが、並以下の収入の勤労者としては、時間的、金銭的な負担が大きいです。金銭的な負担というのは、自由になるお金が少ないという意味です。

 

手順としては

 

  1. 投資先を調べる
  2. 投資可能金額を予測、試算する。
  3. 投資額、投資先を決定し、実行する。

 

なのですが、時間がかかります。

 

投資先を調べることについては、投資資金が多ければ、ある程度好きなだけ買えるでしょうが、少額投資家にはどの銘柄をいくら買うのかは大きな賭けです(とは言っても、高額投資家にとっても賭けであることはかわりませんが)。

 

高収益企業がいずれ、株価が上昇し、最終的には利益が出るはずだと思っているのですが、なんらかのマイナス要因で、含み益、あるいは利益確定できるまで、時間がかかりすぎる場合は、一旦売却して、他の銘柄に乗り換えることが必要です。

 

しかし、売却タイミング、購入タイミングを測ることは難しい。マイナスになったら即売却という投資法もあることは知っていますが、今、管理人のポートフォリオを引っ張り上げているマイクロソフト(MSFT)は、2018年末は絶不調でした。

2019年になって一転、上昇トレンドに乗って、あれよあれよと言う間に含み益をもたらしました。株価が下落した原因は、四半期決算は、増収増益であったにも関わらず、投資家の予想を下回ったため、一気に売られまくりました。その後、その次の四半期決算は、今度は予想を上回ったので、一気に買いが優勢になりました。

 

さて、このブログは、7月16日に書いていますが、マイクロソフトは、7月18日の現地9:00に決算発表です。この記事が投稿されるのは、7月19日ですが、どうなっているでしょうか。好決算か、期待はずれか、気になります。 

 

2 投資を自動化する予定

 

さて、凄腕投資家から見ると愚かな投資方法だと思いますが、SBI証券の米国株式の最低手数料が0ドルになったことで、少額約定でも、手数料が約定額に比例する仕組みに変更されます(2019年7月22日(月)から予定)。

 

この改善を利用して、株式の購入を自動化することにします。

 

具体的には、SBI証券の定期買い付け方法を使用します。

 

  • バンガードトータルストックマーケットETF(VTI)を4口/月(155ドルx4)
  • マクドナルド(MCD)を2株/月(215ドルx2)
  • ビザ(V)を2株/月(180ドルx2)

 

を試しに、1〜2ヶ月実行しようと思っています。だいたい1400ドル/月程度です。

慣れてきて、自分にしっくりくる投資法だと感じれば、修正しながら継続していきます。

VTIを軸にしますので、固定の定期買い付け銘柄にします。一方、個別銘柄は、その時々で変わっていきます。

 

やってみなければ、投資方法の向き不向きはわかりませんが、定期積立という個人投資家の王道を実践します。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。楠木山人。

投資有力と予想した企業が、SBI証券の【今週の5銘柄】

 

1 日々色々な銘柄を物色しています

 

投資先調査の目利きの力??をつけるために、気になる銘柄を調べています。簡単にいえば、業績優良企業を探しています。現在、米国の経済状態が活況で、信じられないくらい儲かっている企業が目白押しです。

こんなに儲かるってありえるのだろうかと、田舎の並以下の企業に勤務する身としては、彼我を比較して、信じられない思いで米国優良企業の業績を見ています。

いつも思うのですが、NYダウ工業株30種に選ばれている企業は信じられないような超優良企業です。

 

 

2 管理人は好業績企業に投資したい

 

管理人は、(ギャンブル選好的な)ロケット打ち上げを連想させる株価急上昇を狙う株式投資家ではなく、現在の好業績企業の株価が、将来において、株価が上がってくるだろうと信じて投資をしています。売上高も重要ですが、高利益率の企業を重視しています。

 

さて、最近では、いくつかの企業の2018年の業績を調べて、ブログで紹介しました。

 

例えば、

 

 

など、最近は、頻繁に調べています。

 

現在、ビザ(V)とマクドナルド(MCD)を買おうと思っています。

そのための資金を準備中ですが、エクソンモービル(XOM)とスリーエム(MMM)を売却しようかとも思っています(考え中)。

 

3 SBI証券アメリカNOW!今週の5銘柄(7月16日付け)

 

上記の銘柄は、管理人が関心があり、かつ、投資したいなと思っている企業の一例なのですが、7月16日付けの、SBI証券の「アメリカNOW!今週の5銘柄」に選ばれていました。

 

具体的には、

 

  1. ウォルト・ディズニー(DIS)
  2. マイクロソフト(MSFT)
  3. マクドナルド(MCD)
  4. ビザA(V)
  5. アドビ(ADBE)

 

この中でも、ウォルト・ディズニーと、アドビが、今週の5銘柄に選ばれていたのは驚きました。

特に、アドビは、仕事で使っており、従来より好業績に注目していました。ただ、ハイテク企業なので、長期的な安定性に不安があるかなと懸念していました。市場シェアが高く、高収益であっても、期待が高すぎて(PERが高い)、株価の上昇は長期でみるとそうでもなかったとか・・。その疑いを覆す躍進ぶりです。

 

現在は、保有していませんが、銘柄を入れ替えていくときに、買おうと思っています。株価は生き物のなので、タイミングを逃すと、結局は大したリターンではなかったという結果になったりするので、実際にいつ買うかは 慎重に決めます。

 

4 所感

 

管理人が個人的に良さそうだなと思った銘柄が、プロのお眼鏡にかなう銘柄だと、少し、素直に嬉しい気持ちになります。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。楠木山人。

マスターカード(MA)の2018年実績良好。2019年好調継続

マスターカード(MA)の業績を調査しました。売上高営業利益率が50%を超えており、好業績です。2019年も好調継続の見通しです。

 

 

www.usa-stocks.com

 

非常に好業績です。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。楠木山人。

アドビ(ADBE)の2018年業績良好。2年間で株価2倍。7年間で株価10倍

 

 

1 2019年第2四半期決算

 

アドビ・システムズ(ADBE)が6月18日に発表した2019年第2四半期(3月2日から5月31日)決算(米国会計基準)は、

 

売上高  27億4428万ドル(前年同期比25.0%増)

営業利益  7億4954万ドル(同7.3%増)

当期純利益 6億3259万ドル(同4.6%減)

1株あたり当期純利益 1.29ドル

 

 

まちまちでした。

 

2 2019年第1四半期決算

 

アドビ・システムズ(ADBE)が3月14日に発表した2019年第1四半期(12月1日から3月1日)決算(米国会計基準)は、

 

売上高  26億0094万ドル(前年同期比25.1%増)

営業利益  6億9483万ドル(同1.1%減)

当期純利益 6億7424万ドル(同15.6%増)

1株あたり当期純利益 1.36ドル

 

 

好決算でした。

 

2 2018年11月末決算

 

1 企業概要

 

画像処理やPDF編集ソフトの開拓者。専門家から個人向けまで幅広く対応。マイクロソフトアクセンチュアなど業界大手と販売提携。AcrobatPhotoShopなど世界標準ソフト多数抱える。文書管理、デザインアプリ、データ分析の3つのクラウドサービスに軸足を移行。ライセンスから利用料にシフトし高収益。2018年6月にコマース技術強いマジェントを買収。2018年10月企業向けマーケティング機能を提供するマルケトを買収。

 

1 業績概要

2018年11月通期は、Adobe XDなど商品投入が奏功し、好採算のクラウド移行が順調に進み、新規顧客も増加。利用料金が2ケタ増。コスト増を軽く吸収し、営業益続伸基調。税恩恵。2019年11月もクラウドの利用料が増勢。買収寄与。コスト増を軽く吸収し、営業増益に弾みがつく見通し。

  

2 各種の指標、他社比較、地域分布など

 

採用インデックス

S&P500、ナスダック100、ラッセル1000

 

S&P格付け

A

 

同業種内順位(全257社)(ソフトウェア・サービス)

時価総額>5位

<売上高>14位

<同業種内時価総額1位>マイクロソフト

 

<代表者>Shantanu Narayen(Chairperson,President&CEO)

 

<ライバル企業>

Microsoft、Autodesk

 

同業種の日本企業:ジャストシステム

 

<テーマ>

クラウドビッグデータ

 

<ブランド>

Acrobat Reader(PDF管理ソフト)、PhotoShop(画像加工ソフト)、Flash Player(動画ソフト)、Shockwave(マルチメディア再生ソフト)

  

<株主構成>

機関投資家(91%)

事業会社(0%)

個人・役員(0.3%)

その他一般株主(8.6%)

 

<事業構成>

Digital Media(70)、Digital Experience(27.1)、Publishing(2.9)

 

 

<地域別売上高>

米国(51.3)、欧州・中東・アフリカ(28.2)、Other Asia Pacific Region(8.3)、日本(6.8)

 

2 業績詳細

 

単位は100万USドル

 

損益計算書 
売上高 営業利益 営業利益増加 営業利益率 純利益

希薄化後

1株益

1株配 増配率 配当性向
12                  
13 4055 449   11.07 289 0.56 -    
14 4147 432 -3.79 10.42 268 0.53 -    
15 4795 903 209.03 18.83 629 1.24 -    
16 5854 1493 165.34 25.50 1168 2.32 -    
17予 7215 2623     2032 4.06 -    
17 7301 2168 145.21 29.69 1693 3.38 -    
18予 8938 3632     3365 6.75 -    
18 9030 2840 131.00 31.45 2560 5.20 -    
19予 11157 4458   39.96 3838 7.77 -    
20予 13147 5506   41.88 4733 9.67 -    
21予 14920 6507   43.61 5579 11.41 -    

 

業績は極めて好調です。利益率も申し分ありません。2015年から営業利益が急増しています。

 

財務

 

総資産 自己資本 自己資本比率(%) 1株株主資本(USD) 非支配持分 有利子負債 流動資産 固定資産 流動負債 固定負債
15 11726   59.71 14.06            
16 12697 7424 58.48 15.02   1892 5839 6857 2811 2460
17 14535 8459 58.20 17.22   1882 7247 7287 3527 2548
18 18768 9362 49.88 19.20   4134 4857 13911 4301 5105

  

 

自己資本比率が50%と良好な財務状態です。

流動資産が急減していますが、買収によるものと思われます。問題なさそうです。

 

指標 

 

ROE ROA 設備投資 減価償却 研究開発
16         -
17予        
17 21.33 15.92 212 338 1224
18予 39.78 24.99 255 336 -
18 29.07 17.06 267 343 1537
19予 41.00 23.76 294 497 -

 

 ROEが20%以上を維持し、ROAは15%以上であり、資本、資産を有効活用しています。良好な経営状況です。

 

 

PER(変動しますが、ここでは、11月末で比較しています)

2016年実績 42.99

2017年予想 38.48

2017年実績 53.11

2018年予想 34.97

2018年実績 48.25

2019年予想 33.56

 

PERが50倍前後です。今後の利益急増が実現すると、現時点でのPERが50倍は、必ずしも割高とは言えないと思います。 

 

 

BPS(一株当たりの純資産)(上表の1株当たりの株主資本)

2015年実績 14.06

2016年実績 15.02

2017年実績 17.22

2018年予想 

2018年実績 19.19

2019年予想 22.69

 

 

発行済株式数(100万株)

2016年 494.254

2017年 491.262

2018年 487.663

 

キャッシュフロー

 

営業CF 投資CF 財務CF 現金同等物 フリーCF 営業CFマージン
15         1369  
16 2199 -960 -1090 1011 1239 37.56
17 2912 -442 -1183 2306 2469 39.88
18 4029 -4685 -5 1642 -656 44.62

  

アドビ・システムズの10年株価チャート

 

アドビ・システムズ(ADBE)の10年間株価チャート。直近数年間の株価の上昇が目覚ましい。今後の業績予想を考慮すると、必ずしも割高ではない

アドビ・システムズ(ADBE)の10年間株価チャート


 

アドビ・システムズの6ヶ月株価チャート

 

アドビ・システムズ(ADBE)の2年間株価チャート。2年間で2倍に。今後も業績好調の予想

アドビ・システムズ(ADBE)の2年間株価チャート。2年間で2倍に

 

所感

業績は極めて好調です。10年間で10倍。直近2年間で2倍の急上昇です。

業界標準とも言える商品を複数保有しており、今後の更なる企業業績の向上が見込まれます。

今後の順調な業績向上が続くと判断すると、現在のPERは、必ずしも割高とはいえないレベルです。保有を検討します。 

 

  

 

最後までお読みいただきありがとうございました。楠木山人。